永井豪 「デビルマンサーガ 第4話 感想」

シレーヌのデーモン・アーマーの登場により物語が動き出した
『デビルマンサーガ』の第4話。

今回気になったポイントは研究で明かされた
デーモン・アーマーの自己再生能力やその構造の特異さ。
特に「内部にトゲが張り巡らされている」というのは
鎧を纏うことで肉体と完全に一体化する、みたいな意味だと思われるし
今後の展開にも大きく関わってきそうな部分だなあ、と。

また白縫女史が無意識のうちにアモンの名前を呼ぶところは
「豪ちゃんマガジン」に載っている短編『シレーヌ誕生編』を思い起こさせる展開。
近年のデビルマン関連作ではアモンに対するシレーヌの「愛」が
強調して描かれることが多いけど
本作でもその要素が入っている感じだね。

そんなわけで気になってくるのは本作での不動美紀=美樹ちゃんの存在。
現時点で既に「既婚者の主人公の前に現れた真ヒロインの白縫」
みたいな雰囲気が強く出てしまっているし
このまま完全に噛ませ犬的な存在になってしまうんだろうか。うーん。

そんなこんなで早くも次回は第5話。
今度開かれるというパーティが原作のサバトになるのは間違いないだろうし
いよいよストーリーが急展開を見せる感じかな。
ここまではゆっくりペースで比較的落ち着いた話運びだったから
そろそろド派手なバトルアクションを見せてほしいところだね。

   

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