永井豪 「デビルマンサーガ 第80話」 感想

洗脳されたシレーヌとアモンとの戦い、
そして生物兵器たちの暴動によって事態が思わぬ方向に向かっていく
『デビルマンサーガ』の第80話。

というわけで今回は望まぬ形で始まってしまった
シレーヌvsアモンから始まる展開。
「誇り高き女戦士」と自称するシレーヌが実は洗脳されている、
というのは皮肉が効いてますね。

で、今回はこの二人の決着は横やりが入ったことでお預け、
という感じなんですが
デビルマン・グルウのパンチ一発で
敵側が連鎖爆発的にドカーンというのはちょっとやっつけが過ぎるというか
半分ギャグっぽくなっちゃってる気がするんですが
これでいいのかなあ、と思ってしまったり。
敵側がピタゴラスイッチさながらに勝手に自滅する展開は
何だか『Zマジンガー』の最終決戦を思い出しますね。
あれも「まだ油断はできないがとりあえず勝ったんだ!」と
いうなんとも言えない幕引きでしたし。

そんなこんなで中熊重工の面々はこっそりと脱出して
島での戦いに一区切りついたところで次回に続く。
うーんなんだか良いところまで行くのに攻めきれない、という
もどかしい展開が続きますね。
個人的にはシレーヌとアモンとの戦いをもっと見てみたいんですが
そのあたりは今後の展開に期待かなあ、と。

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