永井豪 「デビルマンサーガ 第78話」 感想

消耗しつつも無人島にたどり着く勇希たち、
そしてクロンゲート社の研究施設を調査する中熊重工の面々が描かれた
『デビルマンサーガ』の第78話。

というわけで今回は勇希たちの出番はほとんどなく
クロンゲートの調査をする中熊重工側の視点で
話が進んでいくという一風変わった展開。
中でも飄々とした人間キャラ、夏目課長がいいキャラをしており
中熊重工側の一枚岩ではないこと、デーモンたちも一企業の社員であることを
読者に意識させるような会話が面白いところ。
「営業の鈴木」もいい味を出してますね。
このストーリーの流れでそういう字面が出てくること自体が
なんか可笑しいというか何というか。

そして島にたどり着いた勇希たちが異変を目撃したところで次回に続く。
第三勢力になりそうな「生物兵士」というものが出てきたことで
話が一気に面白くなってきましたね。
何はともあれ続きが楽しみです。

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