永井豪 「デビルマンサーガ 第102話」 感想
国軍省で暴れまわる魔将軍ザンに対し
デビルマン軍団が戦いを挑む『デビルマンサーガ』の第102話。
というわけで今回も前回に引き続き魔将軍ザンの強さを描く展開。
頑丈さが取り柄だったガンゴの首を力任せにねじ切ってしまったりと
今回は物理面での強さが強調されていますね。
前回は超能力、今回は腕力と「あらゆる面で隙のない強敵」なことを
この2話でしっかりと印象付けた感じです。
また貝阪氏と共に帰国したタロー・サンダースが
デビルマン・ライガーへと変身したのも今回の見所。
デビルマン・ライガーは同名のキャラが
「レディー」ではかなり重要な役割を担っていましたが
『サーガ』ではそこまで重要なポジションではなく
ファンサービス的に登場したデビルマン軍団の一人、といった感じですね。
獣に近いデザインだった「レディー」のものに対し
『サーガ』のは元ネタの『獣神ライガー』っぽいヒーロー然としたデザインな感じです。
そして日本の最終兵器、ヤマタノオロチが登場したところで次回に続く。
前回の「すさ」に続いて今回の「ヤマタノオロチ」と
『凄ノ王』からの登場が増えてきたなあ、と。
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