VIPRPG 紅白2014 作品感想 その13
VIPRPG紅白2014作品を偉そうにレビューするよ!
いつの間にやら13回目に突入した紅白レビューだよ!
今日で2月も終わりだけど時節は気にせずに続けていくつもりだよ!
No.073 俺クエスト
主人公「俺」が勢いのままに三つのシチュエーションで暴れ回る短編見るゲ。
猪突猛進で突っ込み不在の展開が見所であり
まさにゲーム制作時のテンションがそのまま反映されている感じ。
「ゲーム内のデータをいじりながら戦う」という
メタフィクションあるいは劇中劇的なRPGはたまに見かけるけれど
そんなことはどうでもよくなってくるほどの突き抜けっぷりだった。
No.074 代理ksg(投票結果予想)
今回の紅白の投票結果を予想するというタイトル通りの短編見るゲ。
期間ごとの増加率や作品のボリュームなどを考慮した予想がされており
単に数を比較するだけではない真面目な分析ゲーといった印象。
時事ネタや季節ネタ以上にテーマの旬が限定されているので
こんな時期にレビューすることになってしまったのが何だか申し訳ない感じだなあ。
この提出日は間違いなく確信犯(誤用)。
No.075 宝探し
アレックスが宝を求めて奮戦する掌編RPG。
「宝探し」とは言うものの探索要素はほとんどなく
版権キャラを使った実験作お使いゲーという印象。
謎解きらしい謎解きもなく超展開であっさりエンディングを迎えてしまうので
ちょっと肩すかしをくらってしまった部分もあるかなあ、と。
洞窟マップはもうちょっと頑張ってほしかった。
No.076 はい
歯痛に苦しむエロリアを描いた一発ネタ作品。
いつどこで何があろうとも変わらない魔王城の日常には安心するね。
一瞬だけ痛みが治まって素に戻るところが妙にリアルだった。
はい口開けてー。
No.078 野生の王国
ちょっとオツムの弱い主人公「公爵」が
生まれ育った教会を守るために立ち上がるARPG。
独特の世界観と雰囲気のあるマップ組みが魅力であり
特に橋が架かるイベントの細かい動きなどは感動モノ。
ただ普通の道ですら隠し通路に思えてしまうほどの重厚なマップが仇となっており
「見るだけならすごいけど実際に歩くと微妙にストレスを感じてしまう」
ような作りになってしまっているのが非常に勿体ない感じ。
とにかく出入口が分かりにくいので目印みたいなのが表示されても良かったかも。
シナリオも練られている分取っつきづらい部分が多く
スキップ機能を前提としたNPC会話の長さや宗教と種族が入り混じる設定は
初見プレイではかなり戸惑ってしまう印象。
大公への請願イベントあたりから各々の状況が分かってきて面白くなってくるので
そこまでのシステム面、ストーリー面での敷居の高さが惜しいなあ、と。
「横や後ろから攻撃しないとまともにダメージが通らない」ことなどは
最初のかくれんぼが上手い具合にチュートリアルになっていたので
あんな感じで序盤にプレイヤーが理解出来る部分を増やしてほしかったところ。
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