お知らせ|東京創元社
https://www.tsogen.co.jp/news/2010/07/10071314.html
なん…だと…?
「星を継ぐもの」を先日新幹線の中で久しぶりに再読したばかりだというのに。
以下、ネタバレありでつらつらと。
「星を継ぐもの」オチが分かってても面白いんだよなあ。
正直全体的に漂う「科学万能」な雰囲気はあんまり好きじゃないし、
ルナリアン語が余りにもとんとん拍子に解読されてる所で
「こんなに簡単に異星語が翻訳されてたまるか」と突っ込みたくもなったんだけど
一つの事実が浮かび上がるたびにそれまでの推論がひっくり返される展開は
やっぱりわくわくする。
ちなみに初見の時は「惑星ミネルヴァは『反地球』的な存在なのかなー」
と予想して見事に大外れ。
「月が動いて地球軌道上に来たんだよ!」「な、なんだってー!」
はさすがに予想出来なかったわ。
しかし続編である「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」「内なる宇宙」
などの作品群は未読だったりする。
というのも実際にガニメアンと人類が接触するファースト・コンタクトものだと話に聞いて
この続編で本当に宇宙人と出会わせちゃダメだろう、と食わず嫌い状態だったから。
これを機に読んでみようかな。