LEE30倍(45倍)を食べてみる。 in 2014
毎年楽しみにしている激辛レトルトカレーの本命
「ビーフカレーLEE 辛さ×30倍」の2014年verが登場ということでさっそく購入。
今年はワールドカップに合わせて
サッカー日本代表とのコラボレーションとなっており
それに合わせてか日本の唐辛子である「神出雲唐辛子」なるものを使用。
ちょっと前にポテチやカラムーチョでも使われてた記憶があるし
今流行の国産唐辛子なのかな。
そんなこんなでさっそく一口。
……うん、やっぱり旨い。この色の濃さといいコクといい
安心して食べられるいつもの「LEE30(45)倍」だねこれ。
辛さの方向性としては昨年の2013年verに非常に近いんじゃないかな。
口の中があんまり痛くならなくて食べやすいなあ……
と油断していると一気に体の中、腹のあたりから押し寄せてくる感じ。
あと個人差があるだろうけど食べていてちょっと苦みというか
一風変わった深みのあるコクを感じた印象も。
これが「神出雲唐辛子」独特のものなのかは分からないけど
例年よりも「大人のコク」みたいなのが出てるんじゃないかな。
そんなこんなで完食。ごちそうさまでした。
しかし去年に輪をかけて肉が小さく、少なくなってる気がするなあ……。
あのゴロゴロした肉も「LEE」の魅力の一つだったんだしちょっと残念。
星和弥 「ダイノゲッター 第2話」 感想
ダイナミックプロの公式ページにて漫画連載が開始した
『ダイノゲッター』の第2話が更新。
本来は25日更新予定だったけどエラーなどがあったらしく
公開されたのは結局本日26日の夕方になってから。
リニューアル直後ということでいろいろ不具合が出るのは仕方ないけど
せっかくtwitterのアカウントがあるんだし
もうちょっと早くアナウンスしてほしかったなあ、と。
25日が日曜だったしもしかしたらその関係もあるのかな。
そんなこんなで今回の第2話はダイノゲッターやサオトメの登場により
じっくりと世界観を描いた第1話に比べると一気に話が進んだ印象。
鎧を装着して「同調」することによりゲッターを動かせるようになるという
いわゆるモビルトレース的な操縦システムは
意外にもこれまでのゲッターでは無かったところなんじゃないかな。
コクピット内も立ったまま操縦するようになってるみたいだし。
腕のプロテクターがゲッターレザー的な装飾になっているのは
『偽書ゲッターロボ』と同じだね。
また成長した主人公、ナガレは
基本的にはぶっきらぼうで猪突猛進なダイナミック系主人公なんだけど
サオトメの肩をわざとらしく叩いてスキンシップをしたり
自分の無茶を承知でサオトメに頼みをする物分かりの良い部分もあったりと
「好青年で親しみやすい兄ちゃん」的なところが強調されている感じ。
やっぱり何だかんだで世話焼きだったゴウキをずっと目標にしていたのかなあ。
すごいコミュ力高そう。
そしてコモド登場で第1話の導入部にきれいに繋がったところで次回に続く。
早くも決戦っぽい雰囲気があるけれど
ちゃんと「三人が乗ることで本当の力を発揮する」ことにも触れられていたし
パイロットが揃うまではしっかりと続けてくれそうな感じ。
個人的には原作漫画リスペクトという意味で
三号機は途中までサオトメに乗ってほしいなあ、と。
宇河弘樹 「おるたな 宇河弘樹短編集2」 感想
宇河弘樹氏の短編集第二弾となる『おるたな 宇河弘樹短編集2』が先日発売。
前回の短編集『妖の寄る家』はもう十年以上前になるけれど
しっかりと「第二弾」とナンバリングされているのがファンには嬉しいところ。
いやあ長かった。
そんな今回の短編集は『朝霧の巫女』の外伝である
『アサギリノミコ・おるたなしあたー』をメインに据えて全三作を収録。
各作品ごとの感想はこんな感じ。
○炎情の猫三味線
猫の世界を擬人化して組織から抜け出した女性を描いた作品。
抜け忍モノや必殺シリーズ、血で血を洗う姉妹ゲンカなどといった
数々の要素が入っており、独白などで「和」の雰囲気を全面的に押し出した
演出はまさに宇河作品といった印象。
とにかく主人公が美人で格好いいなあ。
本作をブラッシュアップした作品『ネコゴゼ(仮)』が
夏より連載開始とのことで、ページの関係で描かれなかったという
猫の世界やソ連の支配下になった日本など
「現実と少し異なる社会」がポイントになっていくのかな。
○THE CINDERELLA SHOES
欧州列強の植民地支配が宇宙へと向かい
アメリカ合衆国の代わりに火星が独立宣言をするような
ちょっと変わった19世紀イギリスを舞台とした話。
中心のテーマは性差に関わる苦悩や偏見などかなり重苦しいものなんだけど
主人公がどこまでも前向きで明るく従者を振り回す存在として描かれており
絶妙なバランスでエンターテイメントとしても成り立っている感じ。
火星=男神、金星=女神がレリーフとして演出されていたし
もし長編として連載されていたらお嬢様(?)が宇宙を股にかけるような
ドタバタスペースオペラになっていったのかな。
近代欧米とSFが融合したような世界、性差の持つ危うさを描くということで
『∀ガンダム』などをちょっと思い出したり。
○アサギリノミコ・おるたなしあたー
『朝霧の巫女』の単行本宣伝漫画として発表された全10話の短編連作。
「巫女」「審神者」「乱裁道宗」など各種のキーワードはそのままに
連載初期の「幼馴染み巫女ラブコメ」的な部分を広げていったら
こんな感じになったんじゃないだろうか、的な作品。
懐かしのビーボ君の再登場や
アニメ版での敵キャラだった「黄昏の巫女」の存在、
更にはドラマCD(コミックイメージアルバム)を思い起こさせるような
一話完結の学園モノストーリーなど
様々なネタを詰め込んだファンサービス満載の朝霧集大成といった印象。
でもこれ単行本の宣伝漫画じゃないよなあ……。
そんなわけでそれぞれ「Alternative=おるたな」な世界観を持つ
三作品で構成された本短編集。
各作品とも非常に魅力的だし『ネコゴゼ(仮)』の連載も楽しみだわ。
ただ一つ引っかかったのが短編集のネーミング。
読めば『おるたな』の意味もよく分かるんだけど
完全に初見だとタイトルから作品の雰囲気や内容が想像しづらくて
本屋で目についた時に手に取りにくい気もするなあ、と。
何だかんだで宇河氏の代表作は『朝霧の巫女』なんだし
『朝霧~』の外伝であることをもっとアピールしたタイトルにしても
良かったんじゃないかな。
エースコックの「EDGE 鬼辛焼そば」を食べてみる。
新商品の激辛カップ焼きそば
「EDGE 鬼辛焼そば カップ焼そばに激辛スパイス入れすぎた件」なるものを
コンビニで見つけて思わず購入。
どうやら鬼盛りをウリにした「EDGE」というシリーズの一つで
マヨネーズをたっぷりかける「鬼マヨ」が前作としてあったらしいけど
残念ながらそちらは食べたことないなあ。
別に大盛マヨネーズにはそんなに魅力感じないしまあいいか、と。
というわけでこの「EDGE 鬼辛焼そば」をさっそく作って一口。
……あ、魚粉だわこれ。
後入れスパイスの見た目が「いかにも一味唐辛子」って感じに真っ赤で
以前食べた「極辛RED」なんかを思い出したけど
こちらは魚介パウダー(魚粉)の匂いがかなり強く
良くも悪くも唐辛子のクセを打ち消している印象。
両方ともエースコック発なので焼きそばの味自体は「極辛RED」に良く似ているし
魚粉の匂いが苦手なら「極辛RED」、唐辛子の匂いが苦手なら「EDGE」
みたいな感じで上手く棲み分けられているんじゃないだろうか。
また「鬼辛」ということでもちろんかなりの辛さなんだけど
「激辛ペヤング」を始めとした最近の激辛商品の中では
やや抑え目の辛さといった感じ。
まあそれでも「辛いの苦手な人はムリ!」な辛さではあるんだけど。
っていうか「激辛ペヤング」の登場によって
一般的な「激辛」の基準が分からなくなった感じ。
一種のターニングポイントだよねアレって。
そんなこんなで完食。ごちそうさまでした。
どうでもいいけどこういういかにも「ネットで話題にして下さい」的な
わざとらしいネーミングはあんまり好きじゃない件。
っていうか完全に滑ってるねこれ。
あといま気付いたけど「焼きそば」じゃなくて「焼そば」なのねこれ。
ちょっと違和感。