属性と並んで戦闘バランスに大きく関わってくる状態異常です。

ツクールシリーズは毎回状態異常(ステート)の仕様を大きく変えてくるんですが
そのせいで他のツクールに慣れていると戸惑ってしまったり
いろんなゲームをプレイしていても
作品ごとに細かい仕様が違っていたりということが結構あります。
なのでこのあたりはシンプルかつ分かりやすいものにしようと考えています。
これまでに紹介した文字アイコン状況確認コマンド
分かりやすくするための一環です。

ちなみに自分がツクールVXAceの仕様で気になったというか
ユーザビリティが悪いなあ、と感じたのはこのあたりです。


(1)ステート無効化時のメッセージ表示
ツクールVXAceではその状態異常に絶対にかからなくなる「ステート無効化」
というものが設定出来るようになっています。
これ自体は非常に使いやすくて嬉しい機能なんですが
「~には効かなかった!」などの失敗時メッセージすらも
完全に無視してしまうという厄介な仕様になっています。
このせいで「行動したはずなのに行動結果メッセージが一切表示されない」という
正直バグと勘違いされても仕方ない状況になってしまうことが多々あります。
個人的にプレイしていて一番「あれっ?」と思うところです。

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左が通常の失敗時、右が無効化時。
右がなんか不自然に感じるというかもにょるんです。


(2)ステート重複によるターン数リセット
「ずっと俺のターン」と呼ばれているかもしれない有名な仕様です。
これまでのツクールでは「状態異常にかかっている間、
同じ状態異常に対しては必ず失敗する」ようになっていましたが
VXAceでは同じ状態異常を重ねて成功させることが出来るようになっています。
これによって経過ターン数がリセットされるため、
麻痺(5ターン継続)→4ターン目に再び麻痺攻撃→麻痺(5ターン継続)…
なんてことが出来てしまいます。
完全にバグと捉えており修正スクリプト素材を出している素材屋さんも多いです。


(3)通常ステートと強化/弱体の表記
VXAceには通常のステートのほか、
能力値の上下のみに対応している「強化/弱体」というものが設定されています。
これは通常ステートと違い
・効果が2回まで重ねがけされる
・強化と弱体はそれぞれ相殺する
という特色を持っており、
データベース上でも通常ステートとは別モノとして設定するんですが
ゲーム画面上ではこの2つは全く同じようにアイコン表示されてしまいます。
つまりそのステートが通常のものなのか、重複/相殺するものなのかは
プレイヤー側では使ってみるまで分からない、ということになります。
これもまた分かりにくいところだと思います。

 20141002-3.jpg


ツクールVXAceのデフォルト表示。左が通常ステート、右が強化/弱体。
ぱっと見では仕様の違いが分かりません。


とまあ長々と書きましたが
以上の3つだけは絶対に何とかしたいと思っており
本作『妖鬼少女』では今のところ
・「ステートの無効化」は使わない!
・ステートの重複はさせない!
・強化/弱体は使わない!
・とにかくデータベースの用語設定や特徴欄でどうにかする!

ことを基本とし、その他足りない部分を
スクリプト素材や各種計算式の変更などで対処しています。

このあたりは実際にテストプレイしてみないと何とも言えないんですが
とにかくプレイヤー側に違和感を持たせちゃいけないんだよ! という話です。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

戦闘計算式に続いて属性の話です。

本作の属性には斬・壊・突・火・氷・雷の6つが存在し、
敵の弱点を突けば与ダメージが1.5倍になるという
シンプルなものとなっています。
無効や半減、ダメージ減少などといった耐性ももちろんあります。

実はこのあたりは自分の過去ゲーとほとんど同じです。
ただ「特徴」欄の存在しないツクール2000だとこのあたりの設定が非常に難しく
複数の属性をわざと乗算させて0%にしたりと
内部ではかなりややこしいことが必要だったんですが
VXAceは個別に細かく設定出来る部分が多いのでかなり楽になりました。
そのぶん他のところで融通が効くようにもなりましたし
いろいろ挑戦してみる予定です。

 20140930-3.jpg

また、本作には種族特効というものがあり
特定の種族に2倍のダメージを与えることが出来る技などが存在します。
パーティキャラは人間・妖怪のどちらかに属するため
対人特効or対妖特効の技だと大ダメージを受けてしまいますが
主人公の瑪瑙だけは半人半妖のため、この補正を無視することが出来ます。

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ある意味お約束とも言えるハーフ設定ですが
これでゲーム的にもいい感じに主人公の優位性が出せるんじゃないかなあ、と。

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  妖鬼少女(現在制作中), RPGツクール

ローズマリー姐さんや「もう一人のマリア」の登場で
ますます盛り上がる『機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト』の7巻が発売。
無印クロスボーンが全6巻だったこともあって
7巻突入! となると一気に大長編になった感じがするなあ。

そんな今回はエンジェル・コール焼却のための白兵作戦がメインということもあり
フォントもカーティスも一度もMSに乗らないという珍しい展開。
こんなにクロスボーンガンダムが活躍しなかった巻は初めてなんじゃないだろうか。

とは言えその分人間ドラマは充実しているし
キゾ中将の血筋やエリンとの決着なども含めストーリーが大きく進んだ印象。
マリア主義の流れでかつてのシロッコの思想に言及するあたりは
ガンダム好きなら誰もが一度は考えるであろうツボを突いた説明といった感じ。

そして今回のキモはカーティスとは別ベクトルで
フォントを導く大人キャラだったローズマリー姐さんの早すぎる退場。
あまりにもあっさりとしすぎていてどうしても生存を期待してしまうけど
死への覚悟をじっくりと描いたトレスさんの生還と対になっているし
ここで姐さんは残念ながら退場なんだろうなあ、と。
かつて「鋼鉄の七人」で
「生きたいだけ生きられる奴も死にたい時に死ねる奴も滅多にいない」という
ことを言っていたけれど
謀らずともそれを体現してしまったんだなあ姐さんは。

というわけで次回はいよいよフォント+ファントムの大活躍になりそうだけど
フォントの成長というか行動原理になるところって
カーティスの同僚やローズマリー姐さんのように
「人の死」が必ず関わってきてるのが大きな特徴だと思うんだよね。

かつてのトビアが「風のように鋼の心で」
『鋼鉄の七人』までの戦いを駆け抜けていったのとは対照的で
フォントの動機っていうのは長い独白も含めてどちらかと言えば理屈っぽい印象。
NTではなく、あくまでも理詰めの知識と応用力で戦うフォントだからこそ
その行動にもはっきりとした理由が必要なんだろうなあ、と。
ラストの台詞「やめる理由にならないっ!」にもそのあたりが現れている感じ。

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  アニメ・漫画, クロスボーンガンダム

辛さ10倍パウダーをふりかけるのが特徴のスナック菓子
「暴君ハバネロ・ハバ盛」がゴールデンパウダーにリニューアルということで
さっそく近所のコンビニで購入。

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前回のは正直辛いとか美味しいとかそれ以上に
「むせる」「粉っぽい」という印象ばかりが残ってしまった本品。
各所で同じような評価をされていたみたいだし
さすがに今回は改善されているはず。

というわけでさっそく一口……う、うん。

唐辛子の大きな粒が多めに入っていることもあり
前回の「完全に粉」の状態よりはそれなりに食べやすくなっている印象。
ただそれでも「むせる」「鼻に来る」要素はかなり残ってるし
食べたあと激辛パウダーが袋の底に大量に残ってしまうのがなんとも残念なところ。

いやね、正直本品のウリである「激辛パウダーを後がけ」という仕様自体に
問題があると思うんよこれ。
ファストフード店で隆盛のシャカシャカポテト等にヒントを得たのかもしれないけど
水分が多く温かいそれらとスナック菓子で同じようになるわけがないんだし。
「入れる量で辛さを調整出来る」のがメリットかもしれないけど
中途半端に残すより全部入れる人のほうが圧倒的に多いと思うし。

そんなこんなで完食。ごちそうさまでした。
前回より改善されてるとは思うけど
やっぱりパウダー形式そのものを改めるべきだと思います。はい。

あ、あと前回よりパウダーが辛くなってるねこれ。
唐辛子の匂いがかなり強めだから気になる人は気になるかなあ、と。

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  辛い食べ物

三人のパイロットがついに揃いストーリーも一大決戦に向けて加速する
『ダイノゲッター』の漫画版第6話が更新。

OVA『新ゲッターロボ』なんかもそうだったけど
「三人のパイロットが揃った後どういった展開にもっていくか」が
ゲッター作品の一つの課題というか
作品全体の評価が決まってくるところだと思うんだよね。

で、本作『ダイノゲッター』はどうかというとこれがまた面白い。
今まで虐げられてきた人間たちがゲッターを中心に奮起して決戦、という流れは
以前にも触れたけどゲッターサーガの影響を色濃く受けた
『天元突破グレンラガン』の逆輸入といった感じだね。
影の薄くなりがちな3人目=トモエに
「涙もろい一面がある」という性格を付けたのもいい感じ。

そして「復讐」をテーマに敵味方の因縁をはっきりと描いてきた本作だけど
今回はついにサオトメと関係があるらしい謎の影が登場。
ゲッターのことをよく知っているような物言いだし
次回はダイノゲッターの正体も含めて多くの謎が明らかになる予感。

「ハチュウ類はゲッターロボに勝てない」という台詞は何を意味しているのか?
もしかして他作品とリンクしたりするのか? などなど
とにかく続きが気になる引きとなった今回。
いやあ来月が待ち遠しい。
月1更新でこんな気になる終わり方をされちゃあたまらんわ。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ダイノゲッター