VIPRPG 紅白2014 作品感想 その04

VIPRPG紅白2014作品を偉そうにレビューするよ!
正月休みや連休は終わったけど祭りレビューは始まったばかりだよ!
遅刻作品も次々と提出されてるみたいだし
まだまだ楽しんでいくつもりだよ!


No.019 VIPRPG10週年を振り返るksg

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アレックスとブライアンがザックたちを交えつつVIPRPGの歴史を語る短編見るゲ。
10年間の流れを真面目に振り返る~というよりは
思いついたことをその場のノリでつらつら語っていくという
いかにもアレックス&ブライアンらしいダラダラ会話ゲーといった印象。
ツクールDSはネット上の悪評が一人歩きしてる感があるけれど
短編と割り切って構成すれば全く問題なく作れるツールだと思います。はい。


No.021 並行世界のトリッシュたち

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死神五世たちが複数の並行世界のトリッシュを覗き見る短編見るゲと
五世の過去話となるやるゲの二本立て作品。
細かい設定を明言せずプレイヤー側の想像に任せるような部分が多く
並行世界という横の繋がりと輪廻転生という縦の繋がりが
交わりそうで交わらない……などなど所々の魅せ方が上手い作品。
後半のやるゲは進行方法やアイテムの取得など全体的に運の要素が強かった感じ。
召喚魔法などはあるものの基本的には一人パーティでの力押しバランスだったので
もうちょっと癖のある装備品やスキルなんかも欲しかったかも。


No.022 脳を鍛えるウインディのDSトレーニング

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パートナーを選んで年号問題や英単語問題に答えていくクイズゲーム。
数値入力や文字入力による回答形式はツクールならではで面白いものの
F12リセットを前提としているところやメニュー画面の操作感など
ちょっと不親切で無理のある作りが目立ってしまっていた印象。
感想掲示板で指摘されている設問の他、古代史関連の問題にもいくつか誤りがあり
「歴史の流れや語句の意味を全く理解せず丸暗記しているとしか思えない」
ような間違え方をしているのが個人的には一番引っかかったところ。
淡々と解いていくストイックなクイズゲーを目指すのなら
せめて問題の部分だけはしっかりと作ってほしかったなあ。


No.023 光と闇の話

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やみっちとライチのコンビが腹パンしたり被害妄想したり変身したりするグダグダ系見るゲ。
中身があるのか無いのか分からない独特の雰囲気は確かにアレックス&ブライアン的。
とりあえず紅白バナーさんが有能だということは分かった。
おまけのやるゲはこっちが本編かと思うほどにボリュームがあり
視界が制限されるマップなど一風変わったシステムも搭載。
ただ基本的に一本道であまり意味がなかったし
どちらかと言えば実験作品的な印象が強かった感じ。


No.024 アレックスザラッド

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世界を救う運命を背負ったアレックスが仲間たちと共に冒険するSRPG。
基本的にシリアスな世界観の中にネタとしか思えない固有名詞や演出、
デイジーの腐女子設定などが入り混じるカオスなストーリーにはちょっと戸惑うけれど
ゲーム部分は非常に作り込まれており
クリアした場所でもいくつかの追加イベントがあったりと
仲間たちと世界を旅していくRPGとしてしっかりと楽しめる作品。
特に敵のAIが優秀で序盤から向きや属性を考えた戦術を取ってくるため
こちらも範囲攻撃や各種アイテムをきちんと駆使していかなければならない感じ。
基本的には一マスずつ移動力や射程を考えた各個撃破でなんとかなるものの
終盤のライフアブソーブ祭りだけはすごいキツかったのでレベル上げ必須かも。
リジェネの効果が大きいためブライアンがまさかの回復&補助役として活躍するなど
どんな偏ったパーティでもある程度万能に戦えるから
パーティ分割系のステージがもう少しあってもよかったんじゃないかなあ、と。


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