永井豪 「デビルマンサーガ 第57話」 感想

単行本の6巻が今月末に発売となり
大長編の様相を見せてきた『デビルマンサーガ』の第57回。

というわけで格好いい見開き巻中カラーでの掲載となった今回は
亀井教授の策略によってデーモン・ケダマンとなった毛田クンが中心の展開。
まだ勇希は毛田クンの変身に気づいておらず
ストーリー的な盛り上がりは次回に引っ張っている状況だけど
ケダマンが名乗りを上げながら街中を駆け回る……という
まるで抑圧から解放されたような描写となっているのが気になるところ。
毛田クンは温厚な勇希の元で自由に研究・開発をしていたイメージだったけど
もしかしたらいろいろと不満を抱えていたりしたのかなあ、と思ったり。
今後勇希と対峙する際にはそのあたりの葛藤が語られたりもするのかな。

そして海外では魔将軍レイの軍団を見た白縫さんが……と
こちらも何やら不穏な予感。
次回は勇希パート、白縫パート共に大きく話が動きそうで非常に楽しみです。

  

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