清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボDEVOLUTION 第1話」 感想

『鉄のラインバレル』などの代表作を持つ清水栄一×下口智裕コンビの最新作
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』が
今月発売の別冊チャンピオン1月号からついに連載開始。
9月に初報が出てから3ヶ月、満を持して登場した今年最後の超大作!
いやあこの日をずっと待ってたんだよ!

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というわけで巻頭カラー&55ページの
大ボリュームで始まった『ゲッターロボ DEVOLUTION』。
流竜馬にミチルさん、早乙女博士など名前はオリジナルを踏襲しているものの
デザインや設定など全てが一新されており、
西川秀明氏の『偽書ゲッターロボ』同様に既存の設定に囚われず
清水×下口コンビが得意とする分野でゲッターに挑んだ完全新作、といった印象。
ミチルさんがしっかりとヒロインしてるのは新鮮だなあ。
顔のラインが非常に多く鋭角部分が多くなったゲッターのメカデザインは
OVA『新ゲッターロボ』のものを更に緻密に発展させた感じ。
ぶっちゃけ『ULTRAMAN』と同じ方向性の顔ですねこれ。

また個人的に気になるのが「2015年12月20日」と
作中の世界観が現実世界に即したものになっていること。
原作『ゲッターロボ』では学生運動、『號』では湾岸戦争と
けっこう世相を反映した設定や描写が出てきていたし
本作でも現代が舞台ならではの設定や展開が出てくるのかなあ、と。

また本作のゲッターロボが「全てを奪える力」と
呼ばれているのも興味深い部分。
「GETTER=奪うための力=奪還者」というのは
西川秀明氏の『偽書ゲッター』の設定そのままだし
このあたりは先に新作ゲッター漫画に挑んだ先人へのリスペクト、的な
意味合いも込められているんじゃないかな。

そんなわけでアオリ文に「全宇宙の存亡を描く壮大なサーガ」とあるように
とにかくゲッターに相応しいド派手な物語を期待したいところ。
主人公の竜馬クンは短髪のキャラデザで常人以上の力を持て余したり悩んだりと
清水×下口コンビのいつものパターンの主人公という気もしますが
本作の竜馬クンには正義だ何だとあんまりこだわらずに
ゲッターと共に突っ走ってほしいなあ、と。

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あ、あと本作の略称は「ゲッターロボD」みたいですね。
自分としてはDというと原作『アーク』のゲッターD2とかが
先に思い浮かんじゃうんですが。

   

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