キャプテン・アッシュ率いる宇宙海賊ビシディアンとの遭遇戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第34話。

地球を舞台としていた前回までと違い宇宙に上がっての戦いとなっているんだけど
このあたりの繋がりが分かりにくいというか
いつの間にかみんな宇宙にいたりそのあたりの説明や流れが適当だったりと
「ディーヴァを厄介払いしようとしている連邦政府」に説得力が余り感じられないのが何とも。
少なくとも作中の描写では超優秀なメンバーが揃っている(艦長除く)のに加えて
フリットだっていまだに影響力の強い要人なわけだし。
っていうかAGEシステムの設定を考えれば
フリット(アスノ家)がいなければ成り立ってないんだよね連邦の戦力って。

また「死んだと思っていた父アセムとの邂逅」という超重要エピソードにも関わらず
・フリットがアセムに気付くシーン
・フリットがキオにアセムのことを伝えるシーン
がやけにあっさりしているために
キオの驚きなどが視聴者になかなか伝わってこないような気も。
「ガンダムAGE」はこの辺のバランスがおかしいというか
尺の取り方や物事の引っ張り方がヘタだと思うなあ。

完全に捨てキャラだった「ファントム3」の面々をここに引っ張ってきて
三つ巴の戦いにするような見せ方はいいと思うんだけど。
AGE-3を超高速戦闘で翻弄するAGE-2ダークハウンドも格好いいわ。
しかしみんないつの間にか宇宙に上がってるのね本当に。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

今年最初の更新となる「サイボーグ009完結編」の漫画版第9話。
今回は005編の後編ということで小説版ではP41からP74にあたるストーリーが展開。
しかし扉ページの「首を吊っている女性たち」の絵は何ともシュールだなあ。
やっぱりこういう凄惨な描写は漫画版の絵柄に合ってないわ。

今回のエピソードは005が密猟団相手に大立ち回りを繰り広げたりとアクションが多めで
こういうのを動きのある画で見せてくれるのが漫画版の醍醐味のはずなんだけど
ページ数の関係かダイジェストに徹してしまっていてどうにもあっさり感が。
密猟団を襲撃する005や全滅してしまうインディオの仲間たちは
余りにも唐突過ぎて違和感があるし
最終ページで登場したケツァルコアトルもどこかコミカルな感じがしてしまうなあ。
遺跡の見開きページなんかは緻密に描かれていたし
もうちょっと神々の画も細かくしてほしい感じ。
せっかくの漫画なんだからアクションシーンにもっとページ割いてくれよ、と。

そして次回からはチベットを舞台とした006編が開始。
006編は小説版も「明るいロードムービー」的な雰囲気があったし
漫画版の絵柄とは一番合ってるエピソードかも。

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  アニメ・漫画, サイボーグ009

前回に続いて連邦軍総司令部ジャブローロストロウラン攻防戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第33話。
ホバー走行で戦場を駆け巡るフォートレスや
アビス隊のチームワーク、エイナス艦長の的確な指揮、
そしてイゼルカントの目的やヴェイガン側の謎の行動など
今後に関わってくるような伏線や成長の過程が(久しぶりに)出てきたのも今回のポイント。
しかしやっぱりディーヴァクルーは超優秀だわ。
どこらへんが問題児集団なのかと問いたい。小一時間問い詰めたい。

しかしここ数話は良くも悪くも安定してきたような気がするなあ「ガンダムAGE」。
作画も良好だし無難なストーリー運びが続いてるし
特に語ることがなくなってしまった感じも。
キャラの行動にはもう少し説得力を持たせてほしいし
AGEシステムによる換装や武器精製を活かした
アクロバッティングな戦闘シーンを観たかったりはするんだけど。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

連邦軍総司令部ロストロウラン攻防戦の中で
前回の予想通りにキオたちを裏切ったシャナルアさんとの対話が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第32話。

シャナルアさんの設定が
1stガンダムのミハルとほとんど変わらないのはまあいいとしても
彼女の脱走からキオを守っての戦死までを一気にやってしまうのは
ちょっと展開が早すぎじゃないかと思ったり。
このあたりはしっかりとした積み重ねがないと
キャラだけが納得+完結して視聴者置いてけぼりになってしまうと思うんだけどなあ。
せめてあと2~3話くらいアビス隊メンバーとして戦ってくれればよかったのに。

それにしても「優秀だけど問題児」という
ブリッジクルーたちの設定はどこにいってしまったんだろう。
みんな超真面目に仕事してるんだけど。
これじゃあ艦長一人だけが空回りで役立たずのアホの子じゃないか!
まあそれはそれで!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

連邦軍総司令部ロストロウランを目指すディーヴァと
それを襲撃するファントムペインもといファントム3との戦いが描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第31話。
名前も似てるし両方とも3馬鹿だしもうちょっと別の部隊名に出来なかったのかこれ。

今回はキオとウットビットとの友情を中心に
キオにとっては叔母に当たるユノアやヒロインのウェンディなど
各キャラの絡みがしっかりと描かれていた感じ。
AGE-3の新装備「フォートレス」の初登場に
ウットビットとの和解を交えたのは普通に上手いと思ったり。

またアビス隊の一員であるシャナルアさんはやけに描写が濃く
アセム編におけるウルフのような「キオを戒め、指針を与える先輩キャラ」として
しっかりと確立していたのが印象的。
「ガンダムAGE」でこういう関係がしっかりとしてるのは珍しいなあ……
と思っていたらラストと次回予告で全てを察してしまい複雑な気分に。
くそ! そういうことかよ!
脇役にスポットが当たるのは退場フラグなのか! このアニメは!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE