ガンプラ作ってウン十年、ずっとパチ組みに毛が生えた感じで楽しく作っていたんですが
このたび部分塗装なるものに挑戦してみました。
というのも漫画『HGに恋するふたり』を読んでいたら
塗装というのはもっと気軽にやってみてもいいんじゃないか、と
思うようになったからなんですね。
いわゆる「初心者向け」を謳っている工作サイトやガイドブックなどは
ほぼ全てがランナーからの切り出しから始まって
ゲート処理、合わせ目消しで素組み状態を完璧にしてから
塗装やジオラマや大規模な改修に入っていく……という順番になっており
塗装は中級以上で挑戦するもの、みたいなハートルの高さみたいなのがあったんですが
漫画『HGに恋するふたり』では主人公が時間のない社会人、というシチュエーションもあり
ゲート処理や合わせ目消しは置いておいてかなり初期の段階で部分塗装に挑戦しており
2023年9月現在の最新巻である6巻の終盤でようやくヤスリがけの話が出てくる……と
ガンプラ入門という観点で見るとかなり変則的で新鮮な順番になっているんですね。
なので自分ももっと気軽にベチャベチャ塗ってブンドド遊んで
ぶっ壊して台無しにしてもいいんじゃないか、と思った次第なのです。
そんなわけでガンダムマーカーをメインに
綿棒やらクリップ付きの持ち手やら必要そうなものを数千円ほどでパッと揃えて
手持ちの積みガンプラを崩しつついろいろと塗ってみました。
まずはこちらの「びっくら?たまご ドラマチックお風呂シリーズ」の
EGストライクガンダム(グランドスラム装備)。
目玉となるグランドスラムがグレーの一色のみだったので
ガンメタとシルバーで塗ってみました。
あとはストライクの肩や頭部バルカンなどの部分に
ちょこちょことシルバーやゴールドでアクセントを付けてみた感じです。
そして数年前に作った「EGガンダム フルウェポンセット」の武器セット。
EGガンダムのフルウェポンセットを作ってみました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1417.html
ENTRY GRADE 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム(フルウェポンセット) 1/144スケール 色分け済みプラモデル
ハンマーのチェーンはキーホルダーなどのものを流用するのが主流みたいですが
せっかくなのでシルバーで塗ってみました。
ジャベリンは塗りムラが目立ちますがまあヨシ!
次はHGUCのドム(コンパチでリック・ドム)。
「ドムに外れなし」と呼ばれるように塗装の必要がないくらいの名キットですが
スカートの中やバーニア、間接部分や武器を塗ってみました。
ちなみにこのHGUCドムは地元のヨドバシでHGUCグフと一緒に買ったんですが
何故かレジのお姉さんから「ご一緒にハイザックはいかがですか」と
謎のオススメをされたのが非常に印象に残っています。
ぶっちゃけ列の10人くらい前で売り切れたGアーマーが欲しかったです。うーん。
『HGに恋するふたり』を読んでいたらSDも作りたくなったのと
先述したGアーマーの代わりに合体換装出来るようなものが欲しくなっての選択です。
ぶっちゃけ自分の塗り方の問題もあって近くで見るとべちゃべちゃだったりするんですが
遠目にはそれっぽくなりましたし
自分で作って自分で塗って自分で壊して大満足! なのです。
そんなわけでいろいろグチャグチャベチャベチャやってみた初めての部分塗装ですが
自分の感覚としてはバーニアやバックパック、間接部分などにアクセントとして
シルバーやゴールドを乗せるだけでかなりいい感じになるんじゃないかと思いました。
ガンダムマーカーのセットもいろいろ買ってしまいましたが
要所要所のアクセントだけが目的なら
個人的にはシルバー、ゴールド、ガンメタの3色くらいだけで十分いけるのかなあ、と。