『きららMAX』の中でもかなりの長期連載となっていた『ひろなex.』が
先日発売した単行本第5巻でついに完結。
しかし8年間で全5巻か……
四コマの単行本を多く集めてるとなんか時間の感覚が麻痺してくるなあ。
そんなこんなで最終巻となった本作だけど
『ラストなのでやりたかったことを詰め込んだ』と後書きに書いてあるように
今までと一風変わった展開もちらほらとあった印象。
中でも全員の風呂場の様子だけでまるまる1話使ったエピソードなんかは
かなり実験作的な感じだったんじゃないだろうか。
また最終話に向けたラスト近辺の流れは
強引でドタバタ感あふれる展開ながら意外なキャラが活躍したり
意外な伏線が解消されたりとちょっとだけ集大成的な雰囲気。
というわけでちょっと変わったり変わらなかったりしながらラストを迎えたわけだけど
個人的にはあと一巻くらいは続けて欲しかったなあ、と。
特に広菜のお母さんとうららか先生、ヤスの大人三人組は
いい雰囲気を出していたからもっと見たかったところ。
最終ページでの衝撃の関係になるまでにもいろいろイベントがあったんだろうし。