東北大学附属図書館で10/18より開催中の企画展
「わたしたち、ここにいました ~川内キャンパスの足元に眠る遺跡を辿って~」
に行ってきました。
村田町歴史みらい館の企画展『フィギュアの文化史』に行ってきました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1648.html
こちらは先日ブログに書いた村田町歴史みらい館の
『フィギュアの文化史』とは姉妹関係の展覧会のような感じになっており
合わせてこっちも行こう、と思っていたものです。

というわけでやって来ました東北大附属図書館。
いやーすごい久しぶりですね。
以前は市の図書館にない本を探したりと頻繁に足を運んでいたんですが
例のアレで休館になったり学生以外の利用が出来なかったりする時期が長く続いていたので
ちょっとご無沙汰になっていた感じです。
良くも悪くも近年の大学は「学生以外は入りづらい」時勢になっちゃったなあ、と。

そして企画展は入ってすぐ左手側の展示スペースで開催中。
場所が図書館内ということもあって写真撮影は無理かもなあ、と
思っていたんですが全て撮影可能になっていたのが予想外で嬉しかったですね。
『フィギュアの文化史』の記事でも書いたように
埋蔵文化財調査室の資料は一般公開されることが少ないので
個人で写真をこうして残しておけるのは有り難いのです。やったぜ。
仙台市博物館も見習ってほしいです。


そして展示内容は『フィギュアの文化史』とは違って
土器や石器は「古代のものも時おり発掘されることがある」みたいな扱いになっており
江戸時代〜近現代のものが中心となる展示。


食べ物好きとしては『江戸流行料理通大全』や
カツオやヒラメの『海の幸』などの資料が読んでいて楽しかったですね。
右向きのヒラメに目が描かれていないのは「左ヒラメに右カレイ」ってやつですね。
それと会場で配布されていた展示リストが
普通の博物館や資料館のものとはちょっと違っていたのが「おお」と思ったところ。

「特徴」がかなり詳しく書かれており
「一般公開する展示物」ではなく「研究対象」としての視点になっているのが
いかにも大学の収蔵品って感じです。
というわけで展示スペースは狭いものの扱っている時代や文物は幅広く
解説パネルも充実していて非常に楽しめた企画展
「わたしたち、ここにいました ~川内キャンパスの足元に眠る遺跡を辿って~」。


ちなみに来館したのは10/24だったんですがやたらと地下鉄が混んでいたと思ったら
東北大の学祭や国産センターのガスフェアがちょうど同日だったんですね。
ガスフェアは数年前までは駅弁まつりが開催されていて毎年楽しみにしていたんですが
最近は駅弁を取り扱わなくなっちゃったんですよね……。

