VIPRPG 夏の陣2010 作品感想 その8

VIPRPG夏の陣2010作品を偉そうにレビューするよ!
ひたすらマイペースで突き進む夏の陣レビュー8回目だよ!
作品番号も60を突破していよいよ中盤~後半戦って感じだね!


No.57 楽しいナイ城運営(どう足掻いても体験版)
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魔王軍に敗北し更に多くの幹部まで捕らわれてしまったアンデッドナイ軍が
富国強兵と打倒魔王軍を目指すSLG+RPG。
情報量の多いメニュー画面に最初は戸惑うものの
基本的には人材を適所に派遣するだけなので思いのほかすんなりと入っていける。
時間制限や敵の襲来などがあるわけじゃないから
とりあえず適当にやりながらじっくり操作を覚えることが出来る所も親切な点。
またRPG部分でも「人材の捕獲」という要素を組み込むことによって
デフォ戦では全体攻撃の下位互換になりがちな単体攻撃に意味を持たせるなど
一風変わった形でのバランス調整がなされている。
他のところのテンポが良すぎるためにアイテム開発がやや面倒に感じた気もしたけど
一番の問題はやり込み系にも関わらず「引き継ぎ不可能な体験版」だということだろうか。


No.58 DESH RIST  幽霊屋敷の冒険
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謎の洋館に迷い込んでしまった主人公〝唐崎〟(変更可)が、
幽霊に一家を惨殺された屋敷の娘〝ドロシー〟と共に謎を解いてゆく一発死多めのRPG。
戦闘後にランダムで能力値上昇/アイテム入手などが起こるのは面白かったし
部屋脱出時の文書ピクチャは正直「やられた」と思ったけど
ピクチャの減色/表示位置に失敗してるせいでせっかくのトリックが台無しに。
その他にもキャラの口調に統一感が無かったり
顔グラの有無を考えてない不自然な改行があったりと
いろいろと雑な部分が多く残念な一作。


No.59 素材供養14~第六天魔王の野望 前編
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スレに投下されたものの余り日の目を見ることのない素材を大量に使った
〝素材供養シリーズ〟の最新作。
復活した織田信長がその類い稀な力で世界を掻き回してゆくストーリーで
歴史的な小話を初めとして多くのネタがあり楽しめるのだが、
残念ながら前後編と言うことで各陣営を偵察して今回は終了。
本編はかなり短いものの、一言コメント付きのモングラ紹介見るゲなど
おまけを合わせると実はかなりボリュームがある。
孔明の嫁選びは真似するなってばっちゃが言ってた。


No.60 up / down
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RTPキャラでパーティを組み、地の底から青空を目指してゆく中編RPG。
上へ上へと進んでゆくストーリーや全体に漂う刹那的な雰囲気、
やけに毒のある台詞を吐くNPCなど「魔界塔士」的だなあと思っていたものの
ラスト~隠しダンジョンでは一気に雰囲気が変わる。
パラメータが全体的に低めで調整されているため、補助や吸収攻撃など
普段はあまり使われることのない特技が有用で新鮮な感じも。
やっぱりデフォ戦の会心の一撃や二回攻撃は反則的に強いなあ。


No.61 中堅伝説3
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ドラゴンを初めとする魔王軍の中堅幹部たちが
仕分けされた魔王城を取り戻すために奮戦する中編RPG。
魔王城奪還で終わりと思いきやまだ中盤だったりとボリュームはかなりあるのだが
会話イベントがテンポ良く進むためさほど長さを感じることなく進められる。
特にラストの畳み掛けるような連戦+次々と入れ替わる黒幕は圧巻。
あまりにも会話があっさりしすぎで次の目的地を読み飛ばして困ったことも。
難易度は「やや簡単」くらいかなと思っていたけれど
ほとんどのボスが暗闇+沈黙+よろめきで封殺出来るので実は楽勝で行けるバランス。
町の名前がどう見てもテイルズです本当にありがとうございました。
あと序盤のメンバーがドラ子+ドラゴン+妖精さんで目に優しい気がした。


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