清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第37話」 感想

竜馬の呼び掛けにより世界中の人々が主人公として立ち上がり
ゲッターが新たな進化の時を迎える
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第37話。

というわけでラスボスであるウィルを論破して
いよいよクライマックスな雰囲気の『DEVOLUTION』。
理屈をこねくり回す敵を「お前ムカツクからぶっ飛ばしてやるよバカ」で一蹴し
自分の意思を貫き通す、というのは確かにダイナミック「的」ではあるんですが
ちょっとこれまでの展開が理屈っぽく進んでいただけに
「話の流れをぶった切ってキャラがいきなり吹っ切れた」みたいな
ストーリー上のご都合主義っぽさが感じられてしまうのは否めないかなあ、と。

本作は現実世界に舞台が移ってからは慌ただしく最終決戦になってしまった印象なので
もうちょっと「敵と戦う単発エピソード」「現実世界の人間たちとの交流」などの
積み重ねがほしかった気もしますね。
「数億の平行世界のデータが一緒だぞ!」の設定だけが先行してしまい
「強くなったゲッターと竜馬たち」にあまり説得力を持たせられないまま
最終決戦まで来てしまったのが
なかなか感情移入できない原因かもしれないなあ、と。

そして有機物とも無機物ともつかぬ触手が竜馬たちを包み
ゲッターが更なる進化を遂げようとするところで次回に続く。
このグニャグニャな機械の触手と同化するのはゲッターおなじみの演出と言えるので
やっぱりこの描写は嬉しいところですね。
その前のページの「竜馬の後ろに早乙女博士やミチルさんたちが見える」
という構図も格好よくて好きです。はい。

そんなこんなで好きなところも残念なところもあった『DEVOLUTION』ですが
何はともあれ次回はついに最終回! さあ旅立ちだ!

 

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