永井豪 「デビルマンサーガ 第96話」 感想

デーモン・ソルジャーの戦争による悪魔の時代の到来が示唆され
異次元世界ではアスカがついに決起する『デビルマンサーガ』の第96話。

というわけで今回も現実世界パートは細かいエピソードが中心で
話はあまり動かない展開。
前回の2代目クウモ=メリケン・ジョーに引き続き
今回はアメリカのタロー・サンダースが鎧を着ることを決意したりと
勇希の知り合いが次々とデビルマンになっていますね。
アメリカの面々が勇希たちと再会するのはいつになるのかなあ、と。

そしてアスカたちの異次元パートは
アスカが鎧をまとっていよいよ戦いが始まりそうな予感。
超文明の都市が神を名乗る宇宙からの侵略者に蹂躙され、
それに対して異形の姿となった者たちが立ち上がる……というのは
『魔王ダンテ』と同じシチュエーションですね。
まだ敵の姿は出てきていませんが
神々に相応しいド派手なビジュアルを期待しています。

そんなこんなでアスカ側の話が一気に盛り上がってきたのに比べると
勇希たちの世界での国家間の争いはやや矮小に感じてしまうなあ、と。
とにかく壮大な話が好きなのでアスカたちの神々との戦いも
しっかりがっつり見せてくれると嬉しいです。

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