永井豪 「デビルマンサーガ 第87話」 感想

「悪魔の壁画」に導かれるように地下へと向かうアスカたち、
そしてシレーヌを追って富士の樹海へと辿り着く勇希の姿が描かれた
『デビルマンサーガ』の第87話。

というわけで今回も前回に引き続き
勇希側の展開とアスカ側の展開を交互に描く展開。
『デビルマン』でも『レディー』でもサイコジェニーは終盤に出てきて
アスカの記憶を呼び起こす、という重要な役割を果たしていただけに
かなり序盤から思わせぶりに登場している『サーガ』では
どういう立場の存在なのかが気になります。

そしてアモンとシレーヌとの戦いが始まろうとする中で
中熊重工の面々が亀井と合流するためにロシアへと向かうところで次回に続く。
……いやーそれにしてもシレーヌを洗脳させたデーモン・ヴロウが
死んだことをこんなにあっさり流してしまっていいんですかね。
作中でも「あっけなく死んじゃった」と言われていますが
読者としては置いてけぼり感が強いですね。
「彼女には娘がいた」「娘を2代目にしよう」など
別な形での再登場を予期させてはいますがどうなるんだろうなあ、と。

Sponsored Link

コメント (0) | トラックバック (0)