清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第4話」 感想

清水栄一×下口智裕コンビによるゲッターロボ最新作
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第4話が掲載。

というわけで今回は第1話の直接の続きとなり
ゲッターロボに搭乗した竜馬の戦いが中心の展開。
ちょっと新鮮なのが1号機パイロット=主人公が
最後に加わるメンバーである、というところ。
ゲッター作品は序盤の尺を多めにとって
三人のパイロットが揃っていく過程をじっくり描くことが多いから
主人公が最後のメンバーっていうのは意外に少ないんだよね。
津島直人氏の『ゲッターロボ飛焔』がそうだったけど。

そして今後のストーリーに大きく関わってきそうなのが
竜馬がゲッターに登場した時のまさかのオカエリナサイ演出。
どうもこの手のガイナックス的な表現を見てしまうと
不可解な死を遂げた竜馬の両親が何らかの形でゲッターの中で生きている、という
エヴァンゲリオン的な想像をしてしまうなあ。
これまでのストーリーでは別の可能性、別の世界の存在を匂わせているから
本作のゲッターには別世界で竜馬を乗せた記憶があるのかもしれないね。

というわけで戦闘中に進化をする敵に対し反撃開始! というところで次回に続く。
タイトルの『DEVOLUTION』から考えると
ゲッターロボが「進化を超える退化」を遂げて敵を倒す……
という流れになる気がするけれど
「進化を超える退化」ってビジュアル的に描くとどうなるんだろう。
そのあたりが楽しみだったり不安だったり。

  

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