VIPRPG2013GW祭り作品を偉そうにレビューするよ!
とうとう2ケタ目に突入した祭りレビュー第10回だよ!
今回から提出時期の関係で順番通りに出来なかった作品に入っていくよ!
そしてついに次回で最終回の予定なんだよ!


No.61 もしもデフォ戦しかやることなかったら
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パーティメンバー3人を選びデフォ戦*50に挑戦するタイトル通りの作品。
細かい部分が違うみたいだけど基本的にはデフォのデータベース数値を使っており
スリープ+魔法連打などの戦法がそのまま通じてしまうため
選択キャラや運によってはかなり楽に勝ち進むことが出来る。
装備品を一切買わずにマジックウォーターのみでラスボスまでいけてしまった。
「戦闘メンバーが3人になったデフォ戦」以上の売りがほしかった気も。


No.62 ゴスロリ子伝説・体験版
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ゴスロリ子がNo.1レディーを目指して奮闘するパズル戦闘型RPGの体験版。
ツクール2003のテンキー入力をフルに使った3すくみパズルはかなり本格的であり
個人的にはこれだけをエンドレスモードで遊べるようにしても
よかったんじゃないかと思ってしまうくらい。
時間制限が厳しく敵も頻繁にパネルの入れ替えをしてくるシビアなバランスのため
パネル色に癖のある攻撃力の高い技が活用しづらいのがきついところ。
プレイヤーのテクニックに依存する部分が大きすぎる気もするから
もうちょっと成長要素があってもよかったかも。


No.63 ヘルちゃんと学ぶ!お話作成講座
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デュラハンやトリッシュたちが色々なゲームを例に挙げつつ
ゲームの歴史やジャンルについて解説する講座ゲー。
煩雑な部分が多いものの多数のスクリーンショットやネタSEを多用した演出などにより
最後までノンストップで読み進めることが出来るのが魅力。
「~お話作成講座」というタイトルからシナリオ技法やストーリーテリング、
世界設定とゲームバランスの兼ね合いなどといった
明確な回答の無いものをどう解説してくれるのかに期待していたので
客観的な概説や一般論に終始してしまっていたのが残念だったり。
例示されたゲームのジャンルや作風が微妙に偏っているのは
1990年代以降のコンシューマーRPGを徹底的に無視しながら
2010年代のフリーゲームを分析しようとしているからかもしれない。


No.65 三馬鹿と軽く学ぶビット演算
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アレックスがブライアンたち三馬鹿にビット演算の基礎を教える講座ゲー。
タイトル通り「軽く学ぶ」ということで基本的な論理演算の紹介のみで終わり
「よし! あとは自分でがんばれ!」的な形になってしまっているのが少し残念なところ。
個人的には同梱コモンイベントの解説や具体的な活用法など
もうちょっと踏み込んだ部分を説明してほしかったなあ、と。
論理積や論理和は字面が難しそうに見えるだけで
ベン図を使った解説なら小中学生でもいけるような気がしないでもない。


No.02 気球爆弾FUGO
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全ての人間を虚構世界に閉じ込めることで世界平和を実現する機械「FUGO」を巡る
英雄軍団と破壊チームとの戦いを描いた中編見るゲ。
登場キャラが多いのに加えて細かい設定に関する説明がほとんどなく、
唐突にキャラが死んだり行方不明になったり長々とした回想が始まったり
家を建てて謎の友情を育んだりと完全にプレイヤー置いてけぼりの展開が続くのだが
妙にテンションの高いナレーションやネタSEで最後まで見てしまう勢いのある作品。
過程を入れ換える能力を説明するところが一番面白かった。

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ついにエルクレスとの決戦が始まった「夢喰いメリー」の第10巻。

それぞれが死力を尽くしての戦いや絶望からの大逆転、
そして主人公である夢路の能力をフルに使った駆け引きなど今回も見所は満載。
前回に引き続きリーダー的な役割になっているジョンがエルクレスの目的を聞き出したり
メリーが夢路との絆を振り返るシーンで「幼少時の夢路」を出していたりと
いよいよ最終回に向けていろいろな謎や設定をまとめに入っている感じがするね。
まさかクリオネちゃんが一番最初に退場するなんて……。

ただまだまだ引っ張っている謎も多いし
最後の鍵を握っているであろう白儀くんも未登場、
エルクレスもどんどん小者臭がしてくるしで
10巻だけを読むと話があまり進んでないように感じられてしまったり。
結局今回は最初から最後までずっとバトル展開だったなあ、と。

とは言えこのペースだと最終回は近いだろうし
最後まで楽しみにすることにしよう。

どうでもいいけどエルクレスが死んだ夢魔の形をした炎を喚び出すところで
「烈火の炎」なんかを思い出した。

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  夢喰いメリー, アニメ・漫画

VIPRPG2013GW祭り作品を偉そうにレビューするよ!
いよいよ2ケタの大台が見えてきた祭りレビュー9回目だよ!
最後までゆっくりまったりやっていく予定だよ!


No.55 zapping
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4つのエピソードがあり選ぶ順番によってストーリーが変わる短編見るゲ。
登場キャラクターが同じで「宝探し」という共通のテーマがあるにもかかわらず
導入部から途中の展開から宝の正体まで全く別の話になっていくのが面白いところ。
エンディングの雰囲気によってはスタッフロールが流れたりと細かい変化もあり
自分の好きなストーリーを探したりグッドエンド的なものを目指したりと
ただ読むだけでなくプレイヤーが能動的に話を作っているような
ゲームブック的な楽しさが生まれている感じ。


No.56 ウォーターⅢプッシュゲー+α
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タイトル通りウォーターIIIが主人公の作品を中心とした短編見るゲ集。
シリアスなものから一発ネタ、ちょっとした解説ゲーまで多くの作品が収録されており
おまけとして没ストーリーや次回作の体験版的なものを読むことが出来たりと
一つ一つは短いながらも全体としてはかなりのボリューム。
魔王&アレックスやザックのザックザックなど
個人的には没になったエピソードのほうが好きだったりする。


No.58 MSM異種格闘戦vol1
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デュラハン&ザンニンニンの司会で行われる
血で血を洗う無差別級デスマッチを描いた短編連作見るゲ+α。
「勝てばよかろうなのだァァァァッ!」的な雰囲気で行われる各試合は
まさに何でもありのフリーダムな展開で
描写だけを見ればかなりエグいはずなのだが
全体的にドタバタ感が漂っていることもあって謎の爽快感を味わえる不思議な作品。
生真面目ないじられキャラになっているデュラハンさんも可愛いなあ。


No.59 機動紳士ガンホル
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タイトル通り某有名ロボットアニメを元にした一発ギャグゲー。
ヤバい。まじヤバい。大爆笑。
今回の祭りで一番笑った作品かもしれん。
ガンダム00の発想はなかった。


No.60 クソゲーランド
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ある秘密を持つ主人公カコ様の一人旅中編RPG。
時事ネタや政治ネタが随所に入る不謹慎ゲーっぽい部分もあるものの
全体の雰囲気は勧善懲悪の古き良き王道RPGといった感じ。
高いエンカウント率や一人旅ゆえの序盤がきついバランスは確かにレトロゲー風なんだけど
クリアまでを通しての戦闘バランスはかなり考えられており
「そろそろ楽になってきたかな……」というところで
ベギラマや連続攻撃をしてくる敵が出てきたりと
最初から最後まで適度に歯ごたえのある戦闘を楽しむことが出来る。
名声システムはFCの騎士ガンダム物語3を思い出した。

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OVA付きの限定版が同時発売となった「侵略!イカ娘」の第14巻。
今回も変わらぬ雰囲気のまま続いており
ギャグやオチも少なく全員で協力する姿が見られる「つかみ取りじゃなイカ?」や
すっかり変人キャラが板についた鮎美ちゃんを主人公とする「慣れなイカ?」など
まったりとした「侵略コメディ」なエピソードが目白押し。

また新たにレギュラー化した看護師の白椙姉さんや
彼女の幼馴染みの幼稚園の先生など
「大人の女性キャラ」が目立っていたのも今回の特徴。
10巻以降はたけるの先生や悟郎の母ちゃんもレギュラー入りしているし
海の家以外で活躍するキャラが増えているのは
イカ娘の行動範囲がどんどん広がっているからなんだろうなあ。

そんなこんなで次回はついに15巻。
いくら単行本サイズとは言えそろそろ本棚を圧迫してきたぞ。

  

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  アニメ・漫画

VIPRPG2013GW祭り作品を偉そうにレビューするよ!
作品番号も50を越えてそろそろ後半戦に突入する祭りレビュー第8回だよ!
このペースだと6月中には終わる予定なんだよ!


No.50 もしもゼビウスだったら。
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有名縦STGをモチーフにしているようであんまりしていない
いつもの吹っ飛ばしアレックス短編ゲー。
序盤こそそれっぽいマップ構成で進んでいくものの
魔王城突入後は向き固定が解除されたり普段と同じ会話ネタが入ったりと
「ゼビウスってなんだったっけ」と考えさせられる一作。
テンポがいいのでついつい繰り返しプレイしてしまう。


No.51 ウィンディの不思議なダンジョン-物忘れの迷宮-
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主人公ウインドIがダークネスIの経営する店を繁盛させるため
不思議のダンジョンに挑戦するローグライクダンジョンRPG。
初代「トルネコ~」の雰囲気やバランスを忠実に再現しており
魔導師に眠らされてタコ殴りにあったり敵の飛び道具を壁にぶつけて大量生産したりと
元ネタと同じようなシチュエーションやテクニックを楽しむことが出来る。
数時間の努力が運次第で台無しになることもあるローグライクは正直苦手なんだけど
本作はパラメータ引き継ぎ+薬草持ち込みなどによってある程度の成長要素があり
そのあたりのストレス要素が上手く緩和されている印象。
逆にそうした緊張感を楽しむプレイヤーも多いだろうから
完全に引き継ぎを前提としているHP1でのスタートなんかは評価が分かれそうな感じ。
まだまだ体験版ということで現バージョンでは有用なものも含めてバグが多い気がするけど
今後は店の拡張やもっと不思議なダンジョンなどが追加されそうだし
まだまだ遊べる要素がどんどん増えていきそうで完成が楽しみなところ。


No.52 核にゃんのシミュレーション
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主人公霊にゃんがダッツを生き返らせるために20万Gを稼ぐ短編SLG。
一つ一つの行動に多くの一枚画が用意されており
単調な作業になりがちな部分にしっかりとアクセントがついているのが嬉しいところ。
ゲームオーバーが存在せず、10%利子がつく銀行や体力が減らないアイテムなど
チート級の要素が揃っているためクリア自体は簡単でタイムアタックがメインな印象。
20万Gを溜めると強制的にクリアになってしまうので
エンドレスモードや隠し条件でのトロフィー取得みたいな
やり込み要素的なものもほしかったなあ、と。


No.53 フィオナちゃんのドキワク大冒険
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有意義なGWを過ごそうとするフィオナちゃんを主人公とする短編連作見るゲ。
最初こそ一発ネタっぽく話が進んでいくものの
ラストはそれまでのキャラが集合し
タイトル通りちょっぴりドキワクで賑やかなストーリーになっていく。
ところで2周目をやってて気付いたけど第5話が無いような気がした。


No.54 日本マンドラ昔話
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マンドラさんの災いの種によって世界がとんでもないことになる
まるで悪夢のような短編見るゲ。
最初こそギャグ調の明るい雰囲気で始まるものの
一気にカオスで恐ろしい崩壊ストーリーへとシフトしていってしまうギャップが魅力。
タイトルの暗いBGMが全てを物語っていた。っていうか普通に怖えよ!
それにしても日本昔話とはなんだったのか……。

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