蒼樹うめ 「ひだまりスケッチ 7巻」 感想

アニメ4期の放送に合わせ
1年数ヶ月ぶりとなる「ひだまりスケッチ」の最新7巻が発売。

6巻に引き続き先輩二人の受験や卒業を意識しながら
ゆったりとした時間が流れている本作だけど
今回は沙英さんの妹、智花の初登場や卒業した有沢さんの再登場、
文化祭を訪れるゆのの両親など
いつものひだまり荘メンバーの周りを固めるキャラたちにスポットが当たり
前回より更に「将来のこと」に踏み込んだストーリーになっている印象。
特に今まで「お約束のすれ違いネタ」を繰り返していた夏目が
満を持してひだまり荘へやって来るエピソードには
一つの終わりが近づいていることをしみじみと感じさせられたり。

ゆのと宮子の出会い、入学式から始まった「ひだまりスケッチ」も
二人が次の大学受験を意識するようになるまでになっているんだなあ、と。

そして今回の描き下ろし巻頭カラーは
乃莉となずなの一年生コンビを主人公としたストーリー。
「なずなは確かに特技ないし~」と
悪気なしに断言してしまう乃莉ちゃんらしさがたまらんね。

   

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