永井豪/田畑由秋/余湖裕輝 「真マジンガーZERO 9巻」 感想

アニメの連動企画として始まりながらかなりの長期連載となっていた
「真マジンガーZERO」が圧倒的な絶望感からの大逆転を見せてついに完結。

アニメ「真マジンガー」から大胆なアレンジを効かせたビッグバンパンチや
文字通り世界中の人々の願いを受けて放たれるロケットパンチ百連発、
そしてラストを飾るは光子力ビームと今回も迫力のある見開きページが満載。
田畑由秋/余湖裕輝両氏とも初代マジンガーへの思い入れが強いらしいし
決め技としてのブレストファイヤーや光子力ビームには拘りがあるんだろうなあ。
しかし同じ顔の同一存在がたくさん出てくると
どうしても「アクメツ」を思い出してしまうねこれ。作者的に考えて。

そんなこんなでDr.ヘルを倒し大団円となった本作、
前回までのゴードンヘルの強さがとんでもなかっただけに
「ここまで一気呵成に倒してしまうと正直あっけないなあ」と思っていたんだけど
そんな読者の気持ちを代弁したかのように現在チャンピオンREDでは
第2部となる「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍」が連載中。
OVA含むダイナミック作品のファンなら
エピローグでもりもり博士がヨーロッパに行った時点でピンと来るわけで
このあたりの「分かる人ならニヤリと出来る」前フリの見せ方は上手いなあ、と。

というわけで現在連載中の「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍」。
預言者の登場やヨーロッパから始まる侵略という設定から考えると
かつての「マジンガーZ対暗黒大将軍」「マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍」を内包しつつ
アニメ「真マジンガー」の先を描くような話になっていくのかな。

   

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