機動戦士ガンダムAGE 第05話 魔少年 感想

コロニー「ファーデーン」で出会った少年、デシルが
タイトルの「魔少年」に相応しくフリットや周りの大人たちを掻き回していった
「機動戦士ガンダムAGE」の第5話。

いやあ4話に続いて今回も面白かったわ。
特に新キャラのデシルの無邪気さゆえの残虐な描写をはじめとする
「主人公の少年がもっと小さい子供に振り回される」展開は
「主人公の少年が大人たちの都合に振り回される」のが多いガンダムシリーズの中では
なかなか見られないストーリー運びだし。
放送前から何度も言われてきた「子供向け」という部分を
ようやく自分が納得する形で見せてくれたという気がするなあ。
そうだよ! こういうフリット視点での展開を待ってたんだよ!

ただ気になるのがデシルとユリンに共通しているNT描写や
それに反応するフリットなど、普通の人間とは少し違うところが
そのままUEの秘密と繋がってそうな雰囲気がぷんぷんしているところ。
UEの正体は人間っていうのは放送前からいろんな所で言われてる話だけど
そういう安易になんちゃってリアル系っぽくするようなことは
絶対にやってほしくないんだよなあ。

そんなわけで今回出てきたデシルと謎の男たちも
UEとは全く別の第三勢力とかにしてほしいなあ、と。
とにかくUEには最後まで「怪獣的な侵略者」を貫いてほしいんだけど…
何かこう無理っぽいんだよなあ。うーん。

ともあれ4~5話はようやく既存シリーズから脱却した展開を見せてくれたので
今後も4~5話と同じようにいってほしい「ガンダムAGE」。
毎回ちゃんと戦闘シーンを見せてくれるのも嬉しいし地味に楽しみになってきたぞ。

   

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