7/4からの放送に先駆けてオープニング映像とBlu-rayの情報が公開された
アニメ『ゲッターロボ アーク』。

いやあもうオープニングからして大興奮ですよ。
ああゲッターロボのアニメだ!
過去のTVやOVAの構図をふんだんに取り入れた川越監督の新作ゲッターだ! と
一目で分かるゲットマシンの発進シークエンスから始まって
歌詞にリンクさせた映像、スピード感溢れる変形合体、
そして竜馬、ゴール、タイールと3人のパイロットの
文字通りの「運命の血統」を感じさせつつ
エンペラーの出現と早乙女博士で締め、ともう完璧すぎるオープニングですよ。

公開されている映像の0:46~0:49あたりに
川越監督の作品に特有の「不自然な静止画」(※)があったのが唯一の不安ですが
少なくともメインキャラの作画は崩れていませんし
このあたりは放送中やソフト化の際にしれっと修正される可能性もありますね。
とにかく「石川賢のキャラ」が漫画に忠実な作画で動いているのがたまらないですよ。
もう昨日からずっとループで観てます。


(※)
放送前からあんまりこういうことは言いたくないんですが
スケジュールや予算の関係なのか川越監督の作品って
たまーに放送事故レベルの「不自然に固まる静止画」が紛れ込むことがあるんですよね。
有名なところだと『サイボーグ009(平成版)』の第47話、
あとは『新ゲッターロボ』の第7話、川に落ちた竜馬を助けるために
頼光が飛び出すシーンなどで不自然に画が固まっている部分があります。


ゲッターロボ アークBlu-ray 商品情報|【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』
https://getterrobot-arc.com/disc/

そしてオープニング映像の公開と同時にBlu-rayの詳細も発表されたわけですが
オフィシャル通販限定のセットが49500円という
目玉飛び出すババンバンなお値段だったことに現在進行形で狼狽えているところです。
いやもちろん画集とか全巻収納BOXとかすごい魅力的ですし限定版ほしいですよ。
胸像だって普通に商品して販売すればかなり高いものだってことは分かりますよ。
でもやっぱり1クールのアニメで50000円と言われるのは想定外でしたよ。
比較対象となり得るであろう『鋼鉄神ジーグ(全13話)』のBOXが35000円、
『真マジンガー(全26話)』が58000円程度だったことを考えるとやっぱり高いですよ。
自分としては『新ゲッターロボ』くらいの価格設定
(1巻5000~6000円で全6巻、全巻揃えて実売30000円前後くらい)かな、と
思っていたのでちょっと予想外なわけです。
通販限定は割引がないので最終的に量販店でバラ売り版(14300円×3巻)を買うよりも
15000円くらい割高になってしまう可能性もありますし
量販店特典のTシャツやイラストボードだって魅力的ですし。

そんなわけで最終的には特典にどれだけの価値を見いだせるか、という話になると思います。
どちらにせよ今のうちから資金繰りを考えておかないと間に合わないのは確かです。
ああもうどうしよう。助けてゲッターロボ!

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボアーク(アニメ)

モスクワでの異変に対しギラン博士による異次元世界の推論が語られる
『デビルマンサーガ』の第108話。

というわけで今回はギラン博士の推測と
それを裏付けするように世界各地で混乱が起こりつつある、という展開。
現実世界と異次元の「精神と肉体の関係」は
『デビルマンレディー』での地獄の描写と似たものを感じますね。

そして今回嬉しかったのが
モスクワへのミサイル投下を伝えるアナウンサーのセリフ回しが
完全に無印『デビルマン』を意識したものになっていること。
これは話を盛り上げるファンサービスであると同時に
『デビルマンサーガ』の物語もまた最終局面に来ていることが窺えますね。
異次元世界の介入によって国と国レベルだった話が一気にスケールアップした感があります。

しかし今回のアスカは今までのデビルマン作品とはちょっと違う感じですね。
その正体に仏教やインド宗教まで絡めていたりと設定はかなり盛っているものの
主人公、勇希が物語が始まる前から既に妻帯者であったり
恋愛関係は美紀ちゃんやシレーヌ=白縫さんとの関係でお腹いっぱいで
不動明に対する飛鳥了のような「愛」を意識させる描写がほとんどなかったりと
勇希との関係という意味ではかなり希薄になってしまっているような気がします。

これからの戦いはアスカたち異次元人が本格参戦してくるようですし
そのあたりは今後の流れで変わってくるのかなあ、と。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

日本全土を巻き込んだ戦いから数か月後、クロード=ギラン氏の来日によって
新たな混乱が示唆される『デビルマンサーガ』の第107話。

というわけで今回は来日したギラン博士によって
アスカたちが異次元世界へと消えたことが勇希に報告される展開。
ザンに汚された白縫さんが塞ぎ混んでいたり
傷が治った美紀ちゃんが勇希の補佐官に着任したりと
このあたりの三角関係? にも新たな変化が起こりそうですね。

また個人的に興味深かったのがホーカー、ラーゴ、ガンゴの三名や
国軍省での戦いでも活躍した2代目クウモなどから分かるように鎧との波長が合えば
着せ替え感覚でいろんな人物がデビルマンとなれるかもしれない、というところ。
精神力などの問題はあるみたいですが「サーガ」のデーモン・アーマーはあくまでも鎧なので
無印デビルマンやレディーよりは「戦いが終われば鎧を脱ぎ捨てて元の生活に戻れる」的な
救いが用意されているようにも思えます。

そして前回異変が起こったロシアから
ジンメンが脱出したと思しき描写とともに次回に続く。
世界規模から異次元、と一気に物語がスケールアップしてきたので次回も楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

ザンの敗北と中国艦隊の引き上げにより
ひとまずの勝利を得たデビルマン軍団と国軍省の安堵が描かれた
『デビルマンサーガ』の第106話。

というわけで前回からの流れでアモンたち3人が協力してザンを倒し
戦いに一区切り、といった感じのエピソード。
ザンに汚されたシレーヌがアモンと抱き合い
それをカイムが複雑な表情で見つめている一連のシーンが印象的ですね。

こういう描写を見ると勇希、白縫さん、貝阪氏の三人が
それぞれアーマーの人格をどう捉えているのかが気になってきますね。
勇希は「自分とアモンとは違う」と言っていて
貝阪氏も「吹っ切れたというかスッキリした」と以前言っていましたから
勇希に好意を持つ白縫さんだけが「アモンとシレーヌの関係が自分たちにも当てはまる」と
拘り続けている感じでしょうか。

そして「日本の最終兵器」として大仰に登場したヤマタノオロチが
本物の核弾頭ではなくブラフだったということも明らかに。
ここらへんの会話は現実に則したリアル感があるんですが
悪魔の戦争が始まろうとしているこの状況で
「核兵器」にこれほどの抑止力があるのかはちょっと疑問ですね。
超能力でなんとでもなりそうな雰囲気もありますし
現代の世界情勢と絡めてそこらへんの各国の行動がリアルになればなるほど
デーモン・アーマーが過小評価されてしまう感じがします。

そしてロシア上空で異変が起こったところで次回に続く。
ついに異次元世界でのアスカたちの戦いが現実世界に影響を及ぼしてくる感じでしょうか。
いやあ楽しみです。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

昨年秋に初報が出てから「おいおいマジかよイヤッホゥ!」と
とにかく放送を楽しみにしていたアニメ『ゲッターロボ アーク』が
いよいよ7月から放送開始。

7月のCATV番組カタログでもきちんと新番組として紹介されてますし
こういうのを見ると放送が本当に近づいているのが実感出来てワクワクしてきますね。
何と言っても『新ゲッターロボ』からいつの間にやら15年以上も経ってますからね。

そして今回の『ゲッターロボ アーク』は
過去のOVAよりも作画レベルが上がっているというか
キャラクターデザインがかなり原作寄りになっているのが嬉しいですね。
ネオゲッターの時に「もっとキャラの線を増やしてもよかったかもしれない」
みたいなスタッフコメントを拝見した記憶もありますし(※)
今回はメカ作画をCGに振り切ったことで
キャラ作画へのリソースを増やすことが出来た感じでしょうか。


(※)
実際『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』って
初報の時と発売したOVAで作画が全然違うんですよね。

初報のイメージではかなり原作寄りで線や影も多いデザインですが
本編ではスピード感を重視したのかそのあたりが省力化された感じになってます。


またネット配信やケーブルテレビの専門チャンネルの他に
地上波でも放送されるというのが個人的には一番驚いたところ。
川越監督による過去のゲッターロボ作品が全てOVA
(「新」は正確にはスカパーの有料放送が最速)だったことを考えても
これだけアニメの放送形態が多様化した時代に
一見さんお断りになる可能性を孕んでいる『ゲッターロボ アーク』が
TVシリーズとして放送されるというのは驚きというか戸惑いすら感じますね。
自宅のテレビでゲッターが放送されるってだけでドキドキしてきますよ本当。
絶対にOVA(あるいは『マジンカイザーSKL』のような先行劇場上映)だと思っていたので。
とりあえず自分はネット配信で見放題しつつTV放送はBS11で追うことになりそうです。

それと今回のアニメ版のキャッチコピー「生存か。消滅か。」ですが
これは漫画『真ゲッターロボ』でのギィムバグ軍曹のセリフが元ネタですね。


ギィムバグ軍曹は立ち位置的には中ボスというか進化するゲッターのやられ役なんですが
ゲーム『ゲッターロボ大決戦!』ではラスボスに抜擢されて
フルボイスで原作セリフを喋りまくるという優遇を受けていた記憶があります。
「大決戦」発売当時は「真」がまだ不定期連載中で話がどう転ぶか分からず
しかも他にネームドの敵キャラがいなかったですからね。

ちなみに上の画像ですが
片方が連載時(スーパーロボット大戦コミック)、もう片方が単行本のものです。
『真ゲッターロボ』は単行本化の際に「エンペラーに対する竜馬の反応」を中心に
加筆修正やセリフの差し替えが行われているんですが
ここでも上のコマが変わってます。

そんなわけで興奮のあまりいろいろと話が脱線してしまいましたが
いよいよ来週から始まるアニメ『ゲッターロボ アーク』。
PVではドラゴンや真も登場してますし現在発表されているキャストの面々を見るに
単なる「アーク」のアニメ化というだけでなく
アークの時代から「サーガ」全体を俯瞰するように
アバンタイトルや回想シーンで無印~號までのダイジェストみたいなことを
しっかりとやってくれるんじゃないかなあ、と期待してしまいますね。
漫画のあの場面やあの場面が最新アニメで観られると思うだけでもう感無量ですよ。
さあ旅立ちだ!

あとファンサービス的に「やかんゲッター」は
ちゃんと背景にこっそり出してくれそうな感じがします。
恐らくフルパワー真ゲッターやアークよりも圧倒的に強いあのやかん。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボアーク(アニメ)