関係者がゲッター線をキメてるとしか思えない(褒め言葉)コラボ企画
「ゲッターロボアーク×こもろ観光局」で商品化された温泉の素
「ゲッター泉」が無事に届きました。
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ゲッター泉4種セット(ゲッターロボアークコラボ温泉の素)
https://yakushikan.stores.jp/items/617178e3ac366111c4e7c0ec

基本的には現地に足を運んでほしい、ということなのか
オンライン販売は400セット限定とかなり数が少なく
当然のように初日に完売してしまったようなんですが
自分は午前0時に張りついていたこともあり無事に購入することが出来ました。

いやーそれにしても見ているだけでなんだかワクワクしてきますねこれ。
レトロ感あふれるデザインが妙に琴線に触れるというか
「幼少時におばあちゃんちの近くの駄菓子屋で売っていたメンコ」
みたいなノスタルジーを感じます。令和の最新アイテムだぞ!

入浴剤の相場は数十円から数百円までピンキリなので
「ゲッター泉」の4個1000円というのが高いのか安いのかは正直分からないんですが
送料が250円というのはかなり良心的ですし
中の人が発送作業に追われている旨をツイートしていたことを考えると
現地販売以上に手間がかかる通販では
400セットというのがギリギリの判断だったんじゃないかなあ、と。

ちなみに今回ゲッター泉を手がけた「こもろ観光局」は
今後もゲッターアークとのコラボ企画を予定しており
現在は「早乙女研究所の入館証明書」をネット等で受付しているようですが
こちらは特に購入予定はないですね。

早乙女研究所入館証明書 | こもろ観光局
https://www.komoro-tour.jp/getterrobot/

地域振興、観光業を盛り上げるためのコラボ企画なので仕方ないんですが
自分の写真や画像をアップロードしてそれを証明書に載せる形になっていたり
「こもろ観光局」の名前や理事長名が表にガッツリと出てきてしまっているのが
ぶっちゃけどうにも生理的に受け入れられないんですよ。

近年は2.5次元やVtuber等の台頭やらも含めて
2次元と3次元の融合、ネットとリアルの融合が極まってきた感がありますが
自分は根本的に3次元が嫌いというか
リアルとアニメ、2次元と3次元は分けて考えたいタイプなので
こうして「リアルが見えてしまう」のが嫌なんですよ。はい。

なので団体名や理事長名は裏面にこっそり印字するだけで
どうせなら表面の承認印は「内閣官房長官 岩鬼将造」にするような
あくまでアニメのファンアイテムとしての遊び心がほしかったなあ、と。

サイン本とかも自分の名前が入るのが嫌なので
いつも宛名などは無しでお願いしているんですが
最近は転売防止等の理由で無記名がダメだったりするんですよね。
世知辛い時代だわ……。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボアーク(アニメ)

先月までTV放送され衝撃のラストを迎えたアニメ『ゲッターロボ アーク』。
予約していたBlu-rayの第1巻が本日無事に届いたので
さっそく開封してみました。
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TV放送・配信版との細かな比較に関しては
自分のPCにBlu-rayドライブがついていないこともあって
細かく比べることが出来ない環境(居間で観るしかない)なんですが
オープニングの静止画部分のような「もし直っていれば一目で分かるところ」は
少なくともそのままっぽかったですね。

オーディオコメンタリーでOP曲のオファーをした際の話が出てきていたんですが
スケジュール的に当時の現場はかなり混乱していたようですし
オープニング映像に不自然な部分があったのは
単なる予算以上にそこらへんの都合があったのかなあ、とも思ったり。
オープニングの一連の静止画シーンは作画以上にコンテの問題というか
曲と映像のタイミングを調整する時間がなくて数秒間の静止画が入り込んでしまった、
みたいな感じもありましたし。
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そして今回のBlu-rayには特典として
サウンドトラックCDやブックレットがついているんですが
こちらが予想以上に良かったですね。
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サントラは38曲とたっぷりでEDの「DRAGON 2021」もしっかりとフルバージョンで収録、
またブックレットは公式HPの内容に毛が生えたものくらいかなあ、と思っていたんですが
原作漫画との違いにスポットを当てたコラムや絵コンテの紹介、
更に永井豪先生や中島かずき氏などのインタビュー、と読み応えがある内容になっており
「おまけの小冊子」ではなく「ビジュアルファンブックの縮刷版」のような豪華さでした。

声優の石川英郎氏(流竜馬)と内田直哉氏(神隼人)の対談などは
「過去のOVAがごっちゃになっちゃってる内田氏に随時ツッコミを入れる石川氏」が
まるで漫才のようで読んでいて思わず笑っちゃいましたし
中島かずき氏の「『虚無戦記』と『ゲッターロボ・サーガ』を繋げてしまったら
世界の広がりがなくなってしまう」との言説は非常に嬉しかったところ。
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正直『真説 魔獣戦線』で時天空の名前が出てきてからは
最強キャラ議論などを含めて「読んだことないけど時天空が最強なんでしょ」と
ネット上で一人歩きを始めてしまったというか
『真説』終盤のアレやアレがラ=グースやゲッターのことだというのが
まるで公式設定のように語られているのに正直モヤモヤするものを抱えていたんですが
そのあたりをスパッとぶった斬ってくれた感じがしてすごくスッキリしましたね。

そんなわけでサントラやブックレットの内容が予想以上に充実しており
2巻以降が俄然楽しみになってきたアニメ『ゲッターロボ アーク』のBlu-ray。
これからも11月発売予定の第2巻、12月発売予定の第3巻(最終巻)と続いていくわけですが
自分はいろいろ悩んだ末に店舗特典が一切付かない楽天ブックスで購入することにしました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ゲッターロボ アーク 1(特装限定版)【Blu-ray】 [ 内田雄馬 ]
価格:11011円(税込、送料無料) (2021/10/26時点)

もちろんオフィシャルショップの限定豪華版は魅力ではあったんですが
通常版(特装限定版)にしたのは
まあぶっちゃけお金がなかったからというか予算の関係ですね。
自分が楽天ブックスで予約した時の値段が11011円、
それにポイント還元を考慮すれば実売価格は1巻あたり約10000円になりますから
そういった値引きが一切ないオフィシャルショップ版(3巻セットで49500円)とは
最終的に約20000円の違いになってしまうんですよ。
超合金魂のゲッターアークを買ってもお釣りがきますよ。

そんなこんなで豪華版の特典に後ろ髪を引かれながらも
さすがに20000円も違いが出てしまうとなあ、と今回は豪華版は見送りにした次第なのです。

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, ゲッターロボアーク(アニメ)

阿修羅王ルシファーの指揮の元、神々との戦いに決着を付けるべく
自らの宇宙へと帰ってゆく悪魔の戦士たち。
二つの世界の繋がりが完全に閉ざされようとする中、
かつて不動勇希だった勇者アモンもまた、愛する者たちに別れを告げることとなる……。

……えーとそんなわけで現世での戦いを終えて異次元へと帰還する悪魔たち、
そして物語は一気に10年後に飛んで
勇希を信じて祈りを捧げる美紀ちゃんの姿で大団円となった『デビルマンサーガ』ですが
いやー正直前話までの大波乱の闘いを考えると
びっくりするくらい綺麗にまとまったラストだったなあ、というのが
一番始めに思ったことでしたね。

いや結局1回しか出てこなかったデビール変身とか
再登場もなく存在意義が分からなかった生物兵士と「バード」の存在とか
やっぱり今回も描かれることのなかった神々との決着とか
本当に親友だったのかよ、と疑いたくなるくらいに関係性が薄かった不動とアスカの間柄とか
その他の細かい「やんやかんや」も含めて終盤になって一気に唐突になってしまった展開には
いろいろ言いたいことももちろんあるわけなんですが。
(12巻までのんびり続いてたのがラスト1冊でいきなりぶっ飛んだようなものですし)

それでも「うーん綺麗に終わったなあ」と素直に思えるのは
ひとえに「人類が生き延び復興する、未来に希望の持てるラストだった」
からだと思うんですよ。

無印『デビルマン』でも『レディー』でも、
『魔王ダンテ(マガジンZ版)』でも滅亡してしまった人類が生き延びた、
ということだけでも本作のラストは特筆すべきことですし
復興した世界や「10年後に勇希のことを想う美紀ちゃん」の描写は
『バイオレンスジャック』ラストの「ジャックに思いを馳せる老年となった逞馬竜」に
似たものがあることを考えても
本作のラストは円満終了と言っても過言ではないのかなあ、と思います。
「お腹の中にあなたの子供が~」はちょっとベタすぎる気もしますが
それもまあそれはそれでヨシ!

で。そうした「人類が滅びない」救いをもたらしてくれたのは
本作の悪魔、アモンたちが最後に見せてくれた「優しさ」からだと思うんですよ。

『デビルマンレディー』では現世を巻き込むことを厭わない悪魔と天使たちの戦いの中で
人類が無力感に苛まされつつ滅びてしまったのに対し、
『デビルマンサーガ』の悪魔たちは
人類を巻き込んでしまったことに詫びを入れてこの世界を去っていく。
そうした「優しい悪魔たち」によって人類の破滅が回避された、というのが
本作『デビルマンサーガ』の持つ救いであると思うんですよ。
月並みな言い方になってしまいますが
「他者の気持ちに寄り添うことが出来れば破滅は回避される」というのが
現在の世界情勢などに対する永井豪先生の回答なのかもしれません。

わびるマーン!

そして物語の終盤でアモンに飲み込まれる形で消滅してしまった勇希にも
きっと救いが残されているのではないか、というのが個人的な見解。

というのも永井豪先生は同じ「サーガ」の名を持つ『マジンサーガ』の後書きで
次のように書いているんですね。

(前略)
兜甲児は重い十字架を背負って火星に行く訳ですが、
それはマジンガーZを使って単に飛んで行くだけではなくて、
ある意味輪廻転生をして新しい兜甲児として”弓さやか”を助けにいくのです。
だから、火星での終わりなき戦いを戦い抜いて、
その先に灼熱の星になってしまった地球まで、現時点では
どうしたら救えるのか分からないですけれど、ヒーローである以上
輪廻転生を繰り返しても核に汚染された母なる星を見捨てる訳にはいかないのです。
(中略)
『マジンサーガ』は”英雄伝”や”冒険談”という意味を持つ”サーガ”を
タイトルとしているように、永遠に続くスタイルにしておかなければと思っていますし、
次世代に引き継がれるかもしれません。
(後略)

マジンサーガ(講談社版)第6巻 あとがきより引用

ここでは火星を舞台とした『マジンサーガ』において、
兜甲児が最終的に滅亡した地球へと帰還し星を救うことが仄めかされていますし
マジンガーZとなって火星で戦う甲児を「生まれ変わった」と表現するならば
アモンになって異次元で戦う不動勇希もまた同じだと考えることが出来ます。

なので今後『デビルマンサーガ』の続きが描かれることはないとしても
異次元での激しい戦いを終えていつの日か美紀ちゃんの元へと帰ってきた勇希が
優しいAIを持つスーパーアンドロイド、タレちゃんを完成させ、
その結果こちらの世界では異次元宇宙のようなAIの暴走による破滅は起こらない、という
英雄の帰還によるハッピーエンドがきっと待っているんじゃないかと思います。
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というわけでいろいろ深読みしつつ
「エピローグのその後」まで楽天的に考えてみましたが
細かいことは抜きにしてあの『デビルマン』の最新シリーズを
足掛け5年、単行本13巻にもなる長編でリアルタイムで読むことが出来たのは
それだけでファンとして幸せな時間であったと思うのです。
ありがとうございました。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

天使となったジンメン、そして彼を背後で操る
大天使グルエルに苦戦するアモンとデビルマン軍団たち。
天使と悪魔の激しい闘いにより東京が壊滅してゆく中で
窮地を救うべく魔王ゼノン、そして阿修羅王ルシファーが光臨する!

というわけで東京壊滅を背景にデビルマンたちのアスラ軍団としての目覚め、
そして天使ジンメン、大天使グルエルとの最終決戦が繰り広げられた
今回の『デビルマンサーガ』。
大ゴマ連発で激しく移り変わる戦局は最終決戦らしい迫力ですし
あのゼノンが味方側として現れるシーンなんかはすごい頼もしさがありますね。

ただ欲を言えばジンメンとの決戦は
もっと話数をかけてじっくりと描いてほしかったところ。
魔将軍ザンとの戦いに2~3話ほどかけたんだから
天使の力を得たジンメンとの戦いはザン戦以上の死闘として
もっと長くて壮絶なものにしてほしかったなあ、と。
カイムの捨て身の攻撃によって刺し違える形で決着がつく(ああ今回も報われない!)
のはいいとしても
それだったら亀井教授と貝阪氏、ジンメンとカイムとの因縁を
ここまでの物語でもっと強調してもよかった気がしますね。
ぶっちゃけ無印『デビルマン』では接点ないですし
『サーガ』でもそれほど交流があったわけじゃないですからねこの二人。

それに加えて前回~今回と
アモンの強さを見せる機会がほとんど無かったのも残念だったところ。
勇希があれほどの覚悟を持って変身したというのに
ジンメンに終始押されっぱなしのまま終わってしまったのは何だか寂しいですね。
「完全復活した勇者アモンの力」を見せるという意味でも
やっぱりアモン復活~ジンメン戦の流れはもっとページ数がほしかったです。

そして次回はついに最終回=エピローグ!

ああああああああああ! 
なんかもう薄々感じてたけどついに来てしまったあああああ!
打ち切りなのか予定調和なのかは分からないけどとにかく一気に物語が加速して
唐突とも言える最終決戦が終わっての次回最終話!
まあ最後の最後まで見届けるしかないです!

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系

大天使グルエルが降臨し世界の破滅が迫る中、
デビルマンたちが次々と人の姿と記憶を捨てて異次元世界の戦争に参列してゆく
『デビルマンサーガ』の第114話。

というわけでクライマックスに向けて
物語がどんどん加速していく『デビルマンサーガ』ですが
今回はついにジンメンを唆した大天使グルエルが現世に出現。
無数の有機物の集合体、要塞のような姿はとにかく迫力がありますし
何よりもこれまでの作品では直接描写されることのなかった
「天使たちとの戦い」が間近に迫っていることにワクワクします。

そして本作の神々の正体が「異次元世界のAIが暴走したもの」であることも明らかに。
うーんこのあたりはちょっと唐突すぎるというか
近未来っぽく、理屈っぽくようとしすぎてしまった感じもしますね。
恐らくはAIが人間を超えてしまう技術的特異点、2045年問題などから
着想を得たものだと思うんですが
それだったら人間と共に歩むロボットの研究者という
勇希の設定をもっと活かしてほしかった気がしますし
(勇希が消滅してしまってからこの設定を出されても……)
『デビルマン』や『魔王ダンテ』のように単純に創造主の神々、
宇宙から来た精神エネルギー体の侵略者、みたいな感じでもよかったような気もします。

それと向こうの宇宙の文明や生活、歴史の描写がほとんどないまま
「異次元宇宙のAIから生まれた」と言われてもちょっと想像がしにくいですね。
最先端のロボット学者、という勇希のキャラクターを
もっとがっつり絡められればすごく面白くなっていた設定だと思うので
勇希がいなくなってしまった後の混乱の中で一気に説明されちゃったのが
本当にもったいないなあ、と。

そして神々の力を得て変貌を遂げたジンメンが
自らを「天使ジンメン」と呼称するところで次回に続く。
おおぅ……ついに亀の姿すら捨ててしまってたんですね……。
正直ジンメンがここまでの宿敵キャラになるとは思ってませんでした。
『デビルマンサーガ』が始まった頃の自分に
「今回はジンメンが天使になってラスボス的存在になるよ」
なんて言っても絶対に信じなかったと思います。

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  デビルマンサーガ, アニメ・漫画, ダイナミック系