仙台市天文台の「『深宇宙展』連携展示~深宇宙観測装置の最前線~」に行ってプラネタリウムを観てきました。
仙台市科学館で開催中の特別展『深宇宙展』に合わせて天文台で行われている
「『深宇宙展』連携展示~深宇宙観測装置の最前線~」を観て
プラネタリウム番組『MMX 火星衛星探査計画』を鑑賞してきました。

チラシ等に「科学館から天文台までは車で40分程度かかる」との文面があるように
連携とは言うものの科学館と天文台とはかなり離れており
公共交通機関を使うにしても地下鉄や仙山線、バスなどを乗り継ぐ必要があり
正直こっちの連携展示は行くかどうか迷っていたんですね。
仙台市科学館の特別展「深宇宙展〜人類はどこへ向かうのか〜」に行ってきました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1684.html
ただ『深宇宙展』の本会場がちょっとボリューム不足で
「もうちょっといろいろ見たい」的な物足りなさがあったこともあり
「ええいもっと宇宙を! もっと宇宙を!」とばかりに天文台に足を運んだ次第なのです。
天文台が移転前の西公園にあれば気軽に行けたんですが……(遠い目)。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが電車とバスを乗り継いで天文台へと到着。
天文台は昨年の『ゆるキャン△』のプラネタリウム以来なので約1年ぶりになりますね。
仙台市天文台のプラネタリウム「アニメ『ゆるキャン△』シリーズ for プラネタリウム 星空キャンプにいこう!」を観てきました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1629.html
そしてお目当ての連携展示「~深宇宙観測装置の最前線~」がこちら。


あくまでも連携展示ということでスペースも狭く展示模型は3つのみですが
全ての模型にしっかりと解説パネルが付いており
本会場の続き、的な形でクイズや音声ガイドも存在していたりと
しっかりと『深宇宙展』の補講、あるいは出張版、的なものになっていた印象。
有料の音声ガイドが複数の施設で流用出来るのはスマホアプリ時代ならではですね。

そして今回のメインとも言える連携投映のプラネタリウム
『MMX 火星衛星探査計画』ですが非常に面白い番組でしたね。
プラネタリウム番組には「これプラネタリウムでやる意味あるの」みたいな
単に映像を半球状に引き伸ばしただけのものも正直多いんですが
今回の『MMX 火星衛星探査計画』はハイクオリティなCGにぐりぐり動くカメラワークで
しっかりとプラネタリウムならではの映像を見せてくれる番組でしたね。
内容も過去の惑星探査の経緯から始まり
MMXについてはその目的や探査機の性能、出発から帰還まで
一つ一つの探査手順を詳しく解説してくれる見応えのある内容。
特に「衛星軌道から少しずらすことによって様々な角度での撮影が可能になる」点は
ぐるぐる動く映像による直感的な分かりやすさで正直感動モノ。
いやーこういう分かりやすい解説は映像作品じゃないと出来ないものですね。
そして後半は過去の探査の成果として
「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウ粒子について太陽系の誕生まで遡ってしっかり解説。
「あ、これ『深宇宙展』の本会場で観たやつだ!」てな感じで
しっかりと連携投映になっている番組でしたね。
いやーしかしアレですね。
「はやぶさ」ブーム以降は探査機を擬人化して持て囃すというか
やたらに感動モノに持っていこうとする風潮があって
そのあたりに微妙にモヤモヤするものを感じるんですよね。
今回の番組でも普通に解説してくれればいいところを
「さあ行こう」とか「君なら出来る」とか探査機に呼びかけるナレーションがやたらと多く
個人的にはそのあたりはノイズになって何だかなあ、と思ってしまったり。
出来るように開発したんだから出来るんだろ!(野暮)

そんなわけで常設展もプラネタリウムもしっかりと楽しんだ約1年ぶりの天文台。
常設展については大きな変化は無いみたいでしたが
今年のペルセウス座流星群に関するパネルがあったりと
毎年の天文イベントについてはしっかり押さえている感じですね。
入口の館長の挨拶文が毎年ちゃんと更新されているのも何だか微笑ましいです。

あと天文台が定期的に発行しているフリーペーパー『ソラリスト』なんですが
A3の紙を二つ折りにした見開き4ページのものだったのが
今回の2026年夏号からA4用紙1枚のペラペラなものになっていましたね。
恐らく昨今のペーパーレスや経費削減によるものなんでしょうが
なんとも世知辛いというかこういう施設のフリーペーパーも
最終的にはPDFオンリーになっていくんだろうなあ……と。
それと昨年の『ゆるキャン△』の際に発売された
限定グッズの望遠鏡やペンライトがミュージアムショップでまだ売っていましたね。

まあぶっちゃけ通常デザインのものよりもかなり割高ですからねこれ。
ゆるキャングッズなら何でも買うぞ! みたいな熱心なファンじゃないと買わないでしょうし
年単位で売れ残っているのもやむ無しかなあ、と。



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