7/18より仙台市科学館で開催中の特別展
『深宇宙展〜人類はどこへ向かうのか〜』に行ってきました。
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『深宇宙展』は昨年に日本科学未来館で開催された際に
「行きたいけど東京は無理だなあ……」と泣く泣く諦めた展覧会だったので
地元開催は非常に嬉しいのです。

いやーそれにしてもまさか『深宇宙展』が地元に来てくれるとは思いませんでしたね。
仙台市科学館の夏の特別展には毎年足を運んでいますが
これまでの入館料は高くて1000円程度だったのが今回は1600円ですからね。
これまでの相場では『深宇宙展』の誘致は本当に考えられなかったんですよ。

全館リニューアルが完了した宮城県美術館に行ってきました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1676.html

同じように大規模改修をした宮城県美術館が入館料の制限を見直して
大規模な巡回展を誘致する、みたいな話がありましたし
それを意識して……みたいな大人の事情があったんじゃないかと邪推してしまいますね。
『深宇宙展』の仙台巡回は今年の春まで予定になく急に決まったような感じだったので
ありえない話でもないと思います。

まあぶっちゃけそのあたりの県と市の話はどうでもいいので
どちらも力を入れて首都圏の有名な展覧会をどんどん呼んでくれると嬉しいなあ、と。
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そんなわけで前置きが長くなりましたが
待望の『深宇宙展』は副題の『人類はどこへ向かうのか』の通りに
気象衛星や宇宙ステーションなどの地球軌道上の話から
月や火星、小惑星探査、そして最後はブラックホールにダークエネルギーの謎まで
どんどん遠くを目指していく人類を見せてくれる内容。

アポロ計画からの50年で技術はこれだけ進歩した、みたいな話もありましたが
コンピュータの性能などより先に「コスト削減や再利用」が第一なのは世知辛いというか
金に糸目を付けずに宇宙を目指すような時代じゃないんだよなあ、とも思ったり。
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また「ソユーズ宇宙船の実機」や「はやぶさが持ち帰った小惑星の粒子」など
展示の見所、目玉となる部分がはっきりした展示だと思いましたね。
実物が観られるのはそれだけで感無量です。ひゃっほい。
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というわけでしっかりと楽しめる展覧会でしたが
解説パネルよりも模型や映像がメインということもあり
所要時間などを考えると全体のボリュームはやや控えめだった印象。

全てのパネルをしっかり読んでいっても1時間ちょっとで終わってしまいましたし
見終わった後には正直「これで1600円か」的な物足りなさを感じてしまったというか
「がっつり解説を読んで楽しめる展示」という点では
はっきり言ってしまうと昨年の『海と生きもの探検記』のほうが上でしたね。

仙台市科学館の特別展『海と生きもの探検記』に行ってきました。
https://tktkgetter.com/blog-entry-1633.html

かと言って「夏休みの子ども向けの展示なのか」と言われるとそうでもないですし
そのあたりがどっちつかずになってしまっていたような雰囲気があったなあ、と。
1600円の展覧会ならもっと時間をかけられるボリュームが欲しかったのです。
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それと360°シアターは正直なところ看板に偽りありというか
前面と背面で全く同じ映像を流して「どっちを向いて観てもいいよ」的なものだったので
正確には180°×2シアターですねアレ。
ナレーションも映像の解説ではなくポエム然とした曖昧な話が続くだけだったので
ぼんやりと映像を眺めながら右から左に聞き流していたら終わってしまった感じです。
うーん。

そんなこんなでミュージアムショップでは
ウルトラマンとウルトラセブンの総天然色のクリアファイルの他
『宇宙なんちゃら こてつくん』の下敷きを購入。
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宇宙食などはいろんな科学館や天文台で売っていますし
やっぱりこういう展覧会オリジナルの限定グッズがあると嬉しいですね。

また図録は見本をパラパラと眺めてみたところかなり読み応えがあったんですが
ロケットや探査機などの宇宙開発の話が中心で
太陽系や銀河スケールの話はあまりなさそうだったので
今回はスルーすることにしました。
まあそういうのが読みたいのなら図鑑とか買えって話ですね。

そんなわけで面白かったけど解説文が少ないこともあって全体的にボリューム不足、
自分の中でハードルが上がりすぎてたかもなあ、的なことを感じてしまった『深宇宙展』。

そして個人的に気になったのが
過去に東京などで開かれたものとはどれくらいの違いがあったのか、というところ。
先に書いたように入館料1600円というのは
過去の仙台市科学館の展覧会を考えるとかなりの高値なんですが
『深宇宙展』の日本科学未来館での入場料は2200円、
次に巡回した愛知県豊田市での入場料は1900円、とどちらも仙台よりも更に高いんですよ。

もちろん三大都市圏と東北地方の物価の違いなどはあるんでしょうが
さすがに3割近くの差となると内容にもそれなりに違いが出てしまうんじゃないかなあ、
みたいなことも思ってしまうのです。



東京の日本科学未来館にはASIMOさんがまだ現役だった頃に一度足を運んでいるんですが
とにかく規模の大きな施設で空間の広さ、天井の高さも段違いでしたからね……。
やっぱり東京なのか? 東京に行かなきゃダメなのか……?

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