「MODEROID 魔空戦神スサノオ 第2段階」を購入しました。

2023年末の発表時からずっと楽しみにしていたグッドスマイルカンパニーの
「MODEROID 魔空戦神スサノオ 第2段階」を購入しました。
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いやー大好きなんですよ『ヤマトタケル』。
1994年の本放送時は小学生でリアルタイム世代ではあったものの
当時は「デスリング編(ミズホ編)のラストで急にワープしてから
ぽんぽん舞台が変わったり魔空戦士たちが雑に退場していくなあ」と
子供心にも放送短縮等の制作側の混乱を感じていたんですが
その10年後くらい、高校生の頃に「キッズステーション」でOVA『After War』まで含めて
全話が放送された時に一気にハマったんですね。

大学で古代史を専攻した理由の10%くらいは『ヤマトタケル』が理由だったので
そういう意味では自分の人生にも多少なりとも影響を及ぼしている作品でもあるのです。
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というわけでワクワクしながら作って一気に完成。
思い入れが非常に強い『ヤマトタケル』なので
スミ入れやガンダムマーカーでの部分塗装を始めとして
アニメの線が多い作画に合わせて汚し塗装っぽくしてみたりと
いろんなことに挑戦してみました。
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いやーいいですねー。
本放送から30周年を迎えて待望の初プラモ化となったスサノオですが
さすがは最新のプラモデルということでプロポーションや可動はもちろんのこと
腰や足の金色のポッチもしっかりと色分けされていてシールは一切不要のクオリティ。
MODEROIDならではの塗装済みパーツによって顔などの再現度もバッチリです。

腕や腰などは鍵穴状のボールジョイントでロックがかかるのでポロリもしませんし
胸のアーマーは可動を重視したものに差し替えることも可能だったりと
(恐らく後期OPラストの「剣を高く掲げるスサノオ」の再現用?)
動かして遊ぶプレイバリューは非常に高いものとなっています。
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ただ全体的にパーツが硬いところが多く
特に剣の持ち手は外せなくなってねじ切れそうなレベルでキツイので
ここだけは持ち手の穴をちょっと紙ヤスリ等で広げたほうがいいですね。
まあ緩いよりは全然マシです。

また完成時の高さは17cm程度だったのでスケール的には1/144になるんでしょうか。
スサノオの全高はWikipedia等では第1段階が15m、第2段階は23mとなっていますが
アニメ放送時に刊行された小説『ヤマトタケル 光のカオン』では
「7m高くなって23mになった」との表記があるため
恐らく第1段階の全高は16mが正解のような気がするんですよね。
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『光のカオン』は総監督を務めた井内秀治氏による小説であり
デスリング編ラストでワープせずに旅を続けているパラレル設定ながら
「魔空戦神を操縦出来るカオンという名の少年」や
「タケルの父親と顔見知りである地球人の男性」など
TV後半にも同じような要素を持つキャラクターたちが登場しているので
「放送短縮がなければロードムービー的にこういうエピソードもやりたかった」というのが
垣間見られる作品になっているのも興味深いところです。
『ヤマトタケル』唯一のノベライズとしてファンなら押さえておきたい作品なのです。

そんなわけで話が少々脱線しましたが
個人的にも非常に思い入れのある『ヤマトタケル』が2025年になって初のプラモ化、
しかもシリーズ化して他の魔空戦神まで予定されているなど
まるで夢のような状況になっているわけですが
これを機にどんどん盛り上がっていってほしいですね。

「スサノオ」というネーミングは元ネタの使いやすさなどもあって
いろんな作品に同名のロボットが存在しており
検索してもガンダムOOとかアイアンサーガしか出てこない状況になっていましたからね。

この30周年が最後のチャンスのような気もするので
最終的にはBlu-ray BOXの発売まで行ってほしいのです。
以前のDVD-BOXが出てからもう20年が経ってプレミア物になってますからね……。

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あ。それと放送時期が同じ『覇王大系リューナイト』の
「MODEROID リューパラディン・ロードゼファー」が同月発売というのも
リアルタイム世代にとっては嬉しいところですね。

『覇王大系リューナイト』はコミカライズの復刊や
ゲーム『スーパーロボット大戦』への参戦など各種メディアへの露出が定期的にあり
現在の知名度としては『リューナイト』のほうがかなり高い印象ですが
リアルタイム世代には自分も含めて「どっちも楽しんで観てたぜ」という人も
多かったんじゃないかと思います。いわゆる同期的なアレです。

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