VIPRPG 紅白2014 作品感想 その06
VIPRPG紅白2014作品を偉そうにレビューするよ!
1月も下旬だけどまだまだ前半戦の紅白レビュー第6回だよ!
基本的には自分のプレイしたバージョンの感想をそのまま書いているよ!
もしも大幅な変更点や改善点があったらごめんなさいなんだよ!
No.032 聖騎士物語
アレックスの父、レオックスの若き日の活躍を描いた連作シナリオ型RPG。
あのキャラのルーツが明らかになったり意外な形であのキャラの名前が出てきたりと
過去編ならではのニヤリと出来るエピソードが満載なのが魅力。
中でもゴメスの活躍が目立っており
レオックスとの関係はまさに戦友と呼ぶに相応しい感じだね。
イベント戦闘のみのボスラッシュゲーで難易度はやや厳しめであり
特に終盤は心無い天使やらHP/MPチェンジやらで毎ターン大混乱。
とにかくせわしなく戦況が変わってしまい
補助スキルなんて使ってる場合じゃねえ! な感じだったので
個人的にはもうちょっとじっくり戦えるようなバランスのほうがよかったなあ、と。
No.033 食通かぞく
有名料理漫画を元ネタとする短編フードバトルギャグRPG。
開幕早々の理不尽な難易度の戦闘からアクション形式の一騎打ちまで
「一体何でこうなるんだ……」とツッコミ満載にも関わらず
あらゆる不条理さがなぜか噛み合っている不思議な魅力のある作品。
自他共に認める美味しんぼマニアとしては
もっと原作エピソードのパロディ的なものを期待していただけに
ネット上でネタにされがちなセリフやコマの羅列で終わってしまったのが残念なところ。
謎のFF6推しが妙に気になった。
No.034 影かたり
自分の行動原理に悩むセイントIIが
さまざまなパートナーたちと一緒に並行世界で活躍する連作シナリオ型RPG。
「パートナーに体力が設定されていない」戦闘が最大の特徴であり
相方のHPを気にしなくてもいいメリットを活かして
状況に応じて回復を任せたり攻撃を任せたりする戦略を取れるのが面白いところ。
終盤はノーダメージガードや吸収を持つ敵が増えてきて
攻撃パターンを覚えるリトライゲーに近くなってしまったのは評価が分かれるかも。
セイントIIの成長に合わせてHPやダメージ量はどんどんインフレしていくものの
イベントバトルのみで進んでいく作品のため
強くなった爽快感がほとんど味わえなかったのがちょっと残念。
No.035 アレックスのひとりアルバイト
バイト中に恐怖の一夜を過ごすことになったアレックスのサバイバルホラー作品。
一つ一つ行動パターンと対処法の違う相手を
上手くかわしつつ生き延びる……というコンセプトは面白いものの
作中でも言われているように相手の動きにムラがあり
地味な待ち時間を強いられることが多かったのが勿体ない感じ。
マップや背景、音楽などで「じっとしているだけでも怖い!」ような感じを
もっと出せれば良かったんじゃないかなあ、と。
No.036 混沌ノイケニエ
謎の屋敷に拉致されたやみっちとライチが脱出を目指す探索型ホラーゲーム。
この手のホラー作品は理不尽な一発ゲームオーバーになってしまうことが多いけれど
本作では体力さえ残っていれば復帰やアイテムによる回復が可能であり
懐中電灯による視界の変化とバッテリーの消耗など
リソース管理をしながら進むRPG的な駆け引きが出来るのが面白いところ。
クリア時の状態によってエンディングがきちんと分岐するのも嬉しいね。
どちらかと言えば避けゲー部分のほうが重視されており
探索部分はエリアが複数あっても基本的にやることはずっと同じだったから
もうちょっと頭を使ったパズル的な仕掛けが欲しかったかも。
熱いストーリーの第二部が始まるかと思ったら始まらなかった。
デレデレデェェェン
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