機動戦士ガンダムAGE 第03話 ゆがむコロニー 感想

崩壊するコロニーからの脱出と今までとは違う色違いの敵との戦い、という
シャアとの初交戦を思い出させるストーリーが展開する「ガンダムAGE」の第3話。
個人的にはシリーズのブランドとか固定観念っていうのが好きじゃないから
あんまり過去のガンダム作品とは比べたくないんだけど
どうしてもオマージュというか過去作を意識した展開が多いんだよなあ「ガンダムAGE」。
それでいて本作は敵が喋らないという大きな違いがあるから
どうにもちぐはぐな印象をしまう感じ。
放送前に「ガンダムをぶっ壊せ!」的なことを書いたのも
そのあたりの「徹底して悪の侵略者」として描かれている敵の設定なんかに
期待してのことだったんだけど。うーん。

そういえば「第3話まで見てから判断して下さい」みたいなスタッフコメントを
どこかで聞いた気がするけど普通としか言いようがないやこれ。
決してつまらなくはない物語運びだし
安定した作画でガンダムとUEの高速戦闘なんかもしっかりと見せてくれているから
過去のガンダム作品に囚われてほしくないというのが正直なところ。
だから毎週AGEシステムでビックリドッキリメカを出すくらいやってくれよ!

あと思いっきり再登場フラグを立てて去っていったユリンへの
「君を助けられてよかった」というフリットの台詞には思わず苦笑してしまったり。
2話~3話とどう見てもフリットが助けられたシチュエーションのほうが多かったよなあ。
NT的な意味で。

そして次回のタイトルは「白い狼」ということで
今回のラストで顔を見せた新キャラが話を掻き回しそうな予感。
NGワードはたぶんシン=マツナガ。

   

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