森橋ビンゴ/ドリル汁 「ゲッターロボ牌」 第12話 感想

政府の介入により動揺する研究所の面々、
そして研究所と分断されるゲッターチーム、と
息もつかせぬストーリーが続く『ゲッターロボ牌』の第12話。

いつの間にやら次の号が発売してしまいましたが
こちらは9/15発売号に掲載された回になります。

というわけで前回に続く形で
新型ハイビースト・ゲリュオーンとの戦いが描かれた今回の『牌』。
ただ今回は戦闘よりも日本政府の介入やそれに対する研究所の面々の反応、
更には政府の中に潜むアトランティス幹部……? などが中心に描かれており
勢い一辺倒だったこれまでとは一味違い
ちょっとヒネったストーリーになっている印象。
森橋ビンゴ/ドリル汁両先生が意識しているかは分かりませんが
「どうして人間同士で~」などのセリフ回しや雰囲気は
『エヴァンゲリオン』旧劇場版の序盤の流れに似ている気もします。

そして敵ビースト・ゲリュオーンとは決着がつくも
これで問題は解決……とはならずに次回に続く。
アトランティスの人類への「復讐」などのキーワードも加わって
今後は敵味方の策略が飛び交う
意外にも(失礼)複雑なストーリーになっていきそうな感じだなあ、と。

それにしてもあれだけ強敵だったゲリュオーンが
あっさりと倒されちゃいましたね。
ゲッターと互角の性能に敵パイロットの武人的な性格など
生き延びればライバルキャラになれるようなポテンシャルを持っていただけに
早すぎる退場がちょっともったいない気もします。

  

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