先日5/10をもって第2回RPGツクールコンテストの作品公開期間が終了し、
それに伴い自作品「亡星少女」も公開終了となりました。
最終期の公開ということで短い間でしたが、
プレイして下さった皆様、本当にありがとうございました。
第2回RPGツクールDSコンテスト 作品公開期間終了。
鳥取砂丘 「境界線上のリンボ 2巻」 感想
異世界との境界線上に存在する街〝リンボ〟にやって来た
ハーフエルフの少女・フゥの日々を描く「境界線上のリンボ」の最終巻。
幼少時から疎まれてきたフゥを受け入れるリンボという街の設定や
過去を振り返りたくない鱗族のワムの話など
一巻から良くも悪くも四コマらしかぬ漫画だったけれど今回もそれは健在。
特に後半は街の崩壊、そして種族の対立をテーマに
完全にストーリー漫画の方向にシフトしていった感じ。
ラストは大団円。いやあ面白かった。ごちそうさまでした。
ただやっぱりラスト数話の駆け足っぷり(打ち切りなんだろうか?)が残念なところ。
あそこまで混迷してしまった状況がフゥの一喝だけで解決してしまうとは思えないし
そして数ヶ月後……のラストもどうにも唐突感が否めないんだよなあ。
妖精でありながら人間になったアヴリルや一巻から伏線を張っていた尾族の犯罪者、
そして一巻ラストで示唆された超文明とアポジーとの関係など
最終エピソードではほぼスルーされてしまった「境界線上の者たち」がたくさんいるし
恐らく初期の構成では彼らももっとストーリーに深く関わってくるはずだったんだろうなあ、
などなどいろいろ考えれば考えるほど至極残念無念。
帯の文である「ひとりぼっちだった女の子が やがて、街を救うまで。」に
きちんと説得力を持たせるという意味でもせめてあと一冊はほしかった。うーん。
せっかく満を持して本巻で登場したシルヴィの活躍や
フゥとの姉妹の日常などももっと見たかったところ。
そんなわけで芳文社は「けいおん!」の続編なんかよりも
リンボ完全版を可及的速やかに出すべきだね! いやマジで!
石ノ森章太郎/村枝賢一 「新仮面ライダーSPIRITS 4巻」 感想
マガジンZ連載版全16巻と合わせてついに20巻目に突入した「仮面ライダーSPIRITS」。
今回は「スーパー1編」ということで仮面ライダースーパー1・沖一也と
SPIRITS第9分隊の目黒隊長にスポットを当てたストーリーが展開。
チェックマシンでの50%回復からの大逆転や改造サイクロンによるマシンの復活など
本巻にもいろいろと盛り上がる部分はあるんだけど
もうちょっとテンポ良くならないかなあ、というのが正直なところ。
第一部の頃と同じくらい……とまでは言わないけど
各地のライダーの戦いはそれぞれ単行本一冊にまとめられるくらいにしてほしい感じ。
そういう意味ではスカイライダー編がきれいに短くまとまってて一番好きだったり。
とは言えそうした各地の戦いもいよいよ大詰めっぽい雰囲気。
バダンシンドロームや竜の正体にも言及されて
四国編からずっと伏線を張っていたライダーマン・結城丈二も姿を見せたことだし
ここからは一気に突っ走ってほしいところ。
次回のスーパー1編後半でもいろいろと謎が明らかになりそうだし。
それにしてもアマゾン編でも古代インカの力=大首領の力であることが語られていたけど
世界各地の神々・伝説が元々は全て一つであり
それに改造人間たちが抗うという展開はまさに「サイボーグ009・完結編」なんだよなあ。
009完結編との関係は第一部の頃からよく語られてたけど本巻で改めてそう思ったわ。
あっちの小説が完結してないだけに
「仮面ライダーSPIRITS」がどういう着地点を見せてくれるのかはやっぱり気になる。
ここまで来たら最後までついていくぜ!
せめて25巻前後には収めてほしいが……うーん……。
トランザムの曲のワクワク感は異常
なんだか無性にガンプラを作りたくなったので
いろいろ悩んだ末に「ダブルオーライザー+GNソードIII」を購入。
けっこう前に発売したやつだけど実はOOシリーズのプラモを買うのは初めて。
どれも評判がいいみたいだからいやあ楽しみだ。
しかしエクシアとダブルオーは模型化してるMSVも多いし店頭で頭こんがらがるねマジで。
先週発売したばかりのRGエールストライクとどっちにしようか悩んだけど
エールストライクは放送当時に出たHGの出来が非常に良くて
あれで満足してしまった部分もあるから今回はスルー。
どうせなら毎回微妙なフリーダム系をRGで出してくれれば良かったのに。
正直フリーダムもスーパーフリーダムストライクフリーダムも
「主役メカだから微妙でも売れるだろ」的な打算を感じてしまうほどに
同時期の他キットと比べて1ランク落ちる出来だったんだよなあ。
そして主役メカだったはずのデスティニーが無性に出来が良かったのがまた泣けてくる話。
まあ「RGなんてどうせシャアザクと量産型ザク出して終わりだろうな」と思ってたから
今回のストライクの発売は嬉しい不意打ちだったりはするんだけど。
今後はいわゆる宇宙世紀ガンダムと21世紀ガンダムから交互に出す感じになるのかなRG。
個人的にはまだ1/144での決定版が出てない
F91やV、∀あたりにスポットを当ててほしいところ。
何だか長くなったけど「ダブルオーライザーつくるよ!」という話。
そして開けてみてランナーの多さにびっくり。
これで実売価格2000円未満だよ! 3割引なら1500円切るよ! すげえ!
なんてことだ…ここは地球だったのか…。
伝説、再び! 『猿の惑星』最新作の画像が解禁 (ぴあ映画生活) – Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000001-piaeiga-movi
「猿の惑星」シリーズ最新作の邦題決定+最新画像が公開。
「猿の惑星・創世記」とはまた大きく出たなあ、とか
またいわゆるエピソード0か、最近こんなのばっかりだなあ、とか
言いたいことはいろいろあるけれど
シリーズのファンとしてやっぱり最新作は気になるところ。
ストーリーとしては上の記事の監督メッセージを見る感じ
猿による革命、支配の話ということで
シリーズ4作目「猿の惑星・征服」に近そうな雰囲気。
ただ4作目と5作目「最後の猿の惑星」は個人的にあんまり面白くなかったんだよなあ。
「-征服」はやけに反乱の描写がこじんまりとしてて「革命/征服」って雰囲気じゃなかったし
「最後の-」は最終戦争かと思ったら戦後処理の話でちょっと拍子抜けしたし。
とはいえ今回公開されたビジュアルでは猿が試験官を持っているから
「-征服」とは一味違った革命を見せてくれそうでそこは期待出来そうな感じ。
シーザーのような存在がいない世界で猿がどのように反乱を起こすのか?
などかつてのシリーズを踏まえた展開があるのかどうかも気になるところ。
しかし予告動画を見る限り人間視点のパニック映画的な雰囲気がぷんぷんして不安だ。
一番好きなのが三作目の「新-」な身としては
ちゃんと猿側にも感情移入出来るようなストーリーを展開させてほしいところ。
ああ不安だ。でも楽しみだ。これは久しぶりに映画館に足を運ぶかもしれんね。
しかしいつ見てもこのDVDジャケットは秀逸だね。いろんな意味で。