ヴェイガンによるビッグリング攻略戦が迫る中、
自らの資質に悩むアセムの様子が描かれた「機動戦士ガンダムAGE」の第21話。

今回はストーリー的には次回の大規模作戦への「溜め」のような話だったけれど
・Xラウンダーの適性がないことに悩むアセム
・アセムに対して複雑な感情を抱くマックス
・オブライトと整備士のレミの会話
・アセム同様に偉大な父を持ちつつもそれを受け入れているロディ
・アセムがゼハートと会話をしたことを羨むロマリー
などなど前回に引き続いて各キャラにきちんとスポットが当たっていた印象。
特に前回、Xラウンダーの優位性をゼハートとの戦闘で見せ付けておいて
今回でその適性がないことを突きつける、という流れは上手いなあ、と。
恐らく連邦内でXラウンダー研究が盛んになったのはフリットのおかげだろうし
アセムがそのあたりを克服していくのが
そのまま父親超えになることになるんだろうなあ。

またシミュレーションという形ながら
アセムVSフリットという夢のカードが実現するなどの見せ場もあるし
20~21話はこれまでと違ってキャラの描写が丁寧になっていて観やすい感じ。
マックスやオブライトの話はもっと早めに出しておいたほうが良かった気もするけど。

ただ一つ気になったのがシミュレータで交戦したAGE-1が
「コウモリ退治戦役」当時のものと言われていたこと。
確か今のAGE-1は中身フルチューンで性能大幅アップしてるって設定だし
旧世代のAGE-1はゼイドラやAGE-2と比べてかなりのロースペックのはずなんだけど。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

タイトル通りゼハートの乗る新型モビルスーツ、ゼイドラとの戦いが描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第20話。

通常の3倍のスピードを持つモビルスーツでパイロットは謎マスクと
どこからどう見てもアレなわけだけど
変な理屈をつけてまで変態仮面をかぶらせる必要はあったんだろうか。
こういう単なる記号的なのってあんまり好きじゃないんだよなあ。
変なマスク付けて赤いMSに乗ってればマスコミがみんなシャアにしちまうんだよ!
バカの一つ覚えだよ!

ただ今回の20話は
・導入部とBパートで暗礁宙域での反応の違いをしっかりと描いている
・ウルフが隊長として各機体に適切な指示を出している
などの伏線やサブキャラたちの描写がちゃんとあって
何でこれを前回の初出撃の時にやってくれなかったんだろう、と
思ってしまうほどしっかりとしていた印象。
変にダイジェストで飛ばされた部分もなかったし戦闘シーンもスピード感があったし。
それにしてもデシル…すっかりやさぐれちゃって…。

ただラストで特に何もせず退いてしまうゼハートにはさすがに首を傾げてしまったり。
アセムを殺したくないって言うのは分かるんだけど
作戦目的はAGEシステムの奪取もしくは破壊だったような…。
あそこは千載一遇のチャンスじゃないか! ヴェイガン大勝利だよ!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

ミレース艦長やウルフ隊長、メカニックとなったディケと彼の娘アリーサなど
第1部のレギュラーや新キャラが一気に登場して
ストーリーが大きく動き始めた感のある「機動戦士ガンダムAGE」。

・親のコネだと言われるアセムと若くして司令官になったゼハートの似た者同士的な描写
・「父親は関係ない」と思いつつフリットに「父さん」と呼びかけてしまうアセムの甘さ
なんかは今までの「ガンダムAGE」では観られなかった演出で面白かったり。
やっぱりアセム編のほうが感情移入しやすいんだよなあ。

ただその後は一気に話が飛んでしまい
いきなりディーヴァに配属されているアセムやロマリーには思わず閉口。
もしかしてこれ作中じゃ数ヶ月くらい経ったのか? 軍で訓練とか受けた後なのか?
とうとうダイジェスト部分まで吹っ飛ばされてしまったのか。
新キャラであるアリーサやオブライト、マックスとの交流もほとんどないし
特に男2人は既存キャラとの繋がりもないし名前すら覚えられないレベルだよこれ。
そういや第1部のブリッジクルーたちも最後まで顔と名前一致しなかったなあ。
サバサバとした性格のアリーサやベテランパイロットのオブライトなんかは
いい立ち位置にいるしもっとアセムと絡んでほしいところ。

そして何と言っても今回のメインは新主役機、ガンダムAGE-2の登場。
OP映像や可変状態での初出撃なんかどう考えてもΖガンダムを意識してるねこれ。
まあ戦闘シーンの曲がすごい格好よかったのでとにかくよし!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

早くも学園パートが終わりとなった「機動戦士ガンダムAGE」の第18話。

今回のストーリーの肝はゼハートの正体がバレるという部分で
このあたりを無駄にグダグダと引っ張らなかったのには好感が持てるんだけど
前回に引き続いて流れがぶつ切り過ぎるというか
じっくり描かなければいけないイベントがごっそり抜け落ちてしまっている印象。
特に導入部、アセムが遭難しかけたアブスを救うエピソードなんかは
思いっきり膨らませて丸々1話かけてしまっても良かったんじゃないだろうか。
ゼハートやロマリー、モビルスーツ部の面々も上手く絡ませられるだろうし
卒業式の肩車にも感慨深くなれただろうし。
っていうか現状だとロッド・アブスって誰だったっけ? くらいだよマジで。
名前が思い出せなくてWikipediaで調べたのは秘密。

他にもロマリーが写真を欲しいと頼むくだりなんかも
そのあたりのイベントが本編で全く描かれなかったせいで置いてけぼり感があるし。
知らない…こんなイベント視聴者は知らないよ! むしろそっちが観たいよ!
モビルスーツ部の後輩とかいきなり言われても困るよ!

それにしてもロマリーの乱入で逡巡している間に軍のMSが登場→ゼハート撤退
って流れが前回と全く同じせいで微妙に食傷気味だったり。
だから本編でゼハートとロマリーの交流がほとんど描かれてないんだよ!
ここらへんにもっと説得力が欲しいんだよ!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

タイトル通りアセムが通う学園と
彼が所属するモビルスーツ・クラブの描写が中心となった
「機動戦士ガンダムAGE」の第17話。

ストーリーとしてはアセムとゼハートの交流を描きつつ
ヴェイガンが再び襲来するという素直で分かりやすい展開だったんだけど
肝心な「アセムとゼハートが友情を育んでいく」部分が
挿入歌+ダイジェストで済まされてしまったのがすごく不満だったり。
第1部でもこういう演出あったけど
こういう飛ばされた部分のほうが面白そうなのが何とも。
極端な話2~3話くらいこういう学園ストーリーをやってもらってもよかったんだけど。

特にEDの一枚画で予感させていた
アセム、ゼハート、ロマリーの三角関係、恋愛描写が
完全にスルーされてしまっていたのが気になるところ。
少なくともゼハートがロマリーに惹かれていくようなエピソードがないと
Bパートラストの
・ロマリーの存在に驚き、攻撃をやめてしまうゼハート
に上手くつながらないと思うんだけどなあ。
そういう意味でももっと恋愛要素強めにして欲しかったわ。

そして次回は卒業式…ってあれ?
アセムの青春は? 友情と恋とモビルスーツは?
まさか今回で学園ストーリー終わりかよ!

ところでバルガスがTVを観ながらの「もっとアセムのほうを映せ」は
1stのテム・レイ氏のパロディなのかな。
いきなりお爺ちゃんボケちゃったのかと心配になったわ。

   

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