石黒正数 「木曜日のフルット 4巻」 感想

毎号チャンピオンの巻末でしっかりと存在感を示している2P漫画
『木曜日のフルット』の単行本4巻が発売。
こういう巻末漫画ってなかなか単行本になってくれないことも多いし
こうやってしっかりと刊行を続けてくれるのは嬉しいところ。

そんな『木曜日のフルット』は
今回も時事ネタ、風刺ネタから正統派のギャグ、トンデモネタなど
何でもありの世界観を存分に発揮。
風刺ネタだけを抜き出して見ると
新聞四コマや週刊紙に載っていてもおかしくない気もするけれど
そこは「すこしふしぎ」な世界観を得意とする石黒漫画。
『ジェンド』や『イリュージョン』など
非現実的なトンデモギャグが当然のように混ざってくるのが面白いところ。
中でも不条理系の極みとも言える『不思議男爵の巻』は
ある意味純文学的境地にまで達してるんじゃないだろうか。

そんな4巻で自分の一番好きなエピソードは
デンの部下、トラにスポットを当てた4P作品『トラの巻』。
あまりにも正統派に泣かせる展開で逆に不意打ちといった感じ。

  

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