星和弥 「ダイノゲッター 第4話」 感想

月一更新で連載中のWEB漫画「ダイノゲッター」の第4話が更新。

今回は前回の2人目──ジンに引き続き
恐らくサオトメに代わる3人目となるであろう「大猿」が新キャラとして登場。
今までのゲッターパイロットの3人目はストーリー的にはちょっと不憫というか
なかなか目立たなくてドラマが作りにくい立ち位置にいたけれど
「大猿」はジンと共に恐龍帝国と戦っていたという過去を持ち
最初から他キャラやストーリーにガッツリと絡んだ設定なのが嬉しいところ。

西川秀明氏の「偽書ゲッター」なんかもそうだったけど
最近のゲッター関連作品は
3人目にちゃんとスポットを当てることを意識してるのかなあ、と。

そしてジンがゲッターに選ばれたところで次回に続く。
「復讐」という動機はナガレと同じだし
ドラゴへの怒りも非常に分かりやすく描かれてていい感じ。
「目、耳、鼻」のくだりはちょっと不自然というかネタっぽくも思えてしまうけど
まあ原作リスペクトでいいんじゃないかな。

しかしこの3~4話は構成が複雑というか
回想を多用しすぎてて話の時系列が掴みにくい感じだね。
まとめて読めば問題ないんだろうけど月1で1話ずつだと戸惑うなあ、と。
「マジンカイザーSKLヴァーサス」もそうだったけど
星和弥氏の作品は回想や過去話に力を入れすぎて
本末転倒に感じてしまう部分もある気がする。うーん。

   

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