永井豪/TEAM MOON 「デビルマン対闇の帝王 2巻」 感想

デビルマン世界とマジンガー世界が交差するオリジナルストーリーが魅力の
「デビルマン対闇の帝王」の単行本第2巻が発売。

今回の見所は何と言ってもグレートマジンガーや甲児の登場により
「グレート」最終回後のマジンガー世界の動向がわずかながら明らかになった部分。
基本的にはアニメ版に準じた世界観みたいだけど
甲児が所長になっていたりジュンがグレートに乗っていたり
更に別次元に存在する闇の帝王との決着をつけるため
グレートに次元連結システムなるものが搭載されていたりと
「グレンダイザー」やその他の続編モノとも違う
パラレルワールドになっているのが興味深いところ。

……と、マジンガー世界側がどんどん盛り上がっているのに対して
本来の主人公である不動明=デビルマン側の話はちょっと抑え気味な感じ。
特にアモンの意識が表に出てきて暴れるところなんかは
この手の外伝作品では何度も使われているシチュエーションなので
正直「またこのパターンか……」と思っちゃうんだよなあ。
誰も先の読めないオリジナルストーリーっていうのが本作の魅力なだけに
アモン登場はしてほしくなかったというか
もうちょっと違う設定やストーリーで展開してほしかったところ。
「アモン=神と同等の力を持つ存在」というのも
衣谷遊氏の漫画「AMON デビルマン黙示録」で既に掘り下げてる所だし。

そんなわけでデビルマン世界よりも
マジンガー世界のほうが俄然面白くなってきた感じの本作、
次回以降はデビルマンVSグレートマジンガー的な話になっていきそうだし
これまで以上に迫力のあるバトルを見せてほしいね。

ところで本作は最後までグレートマジンガーのままなのかな。
「現状だと次元連結システムが安定しない」みたいなことが言われてるし
グレートを越える新たな機体が登場してもおかしくない気もするんだけど。
お蔵入りになった幻の「ゴッド・マジンガー」とか来てくれないかなあ、と。

   

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