「サイボーグ009 conclusion GOD’S WAR 第28話」 感想

浮上した新大陸でついに神々との最終決戦が始まった
「サイボーグ009完結編」の漫画版第28話が更新。

今回は小説のP209~212とP214~238にあたる部分の漫画化。
サブタイトルは「~神々の集結~」ということで
決戦前の「嵐の前の静けさ」的な話かと思っていたら
実際は神々やサイボーグ戦士たちの集結から新大陸の浮上、
そして最終決戦の中での張々湖の死までを一気にやってしまう展開。
っていうか今回はいつもより更にハイペースだね。
まさか最終決戦がもう始まっちゃうとは思わなかったわ。

世界規模の混乱が起こって人類滅亡への危機感が高まっているはずなんだけど
せめてそのあたりへの言及はほしかったなあ。
「神々との戦い」の「最終局面」なんだよこれ。もっと盛り上げてくれよと。

またムー大陸が浮上するところ、大陸でギルモア博士の船やイワンを発見するところは
小説でもご都合主義で行き当たりばったりな展開が目立っていた部分だけど
今回はそれをそのまま画にしてしまっているせいで更に違和感が。
「フランソワーズから聞いていた」っていきなり言われても困るというかなんというか。
あと小説ではさらりと数行で流されてしまった皆の決意なんかも
しっかりと補完してもらいたかったところ。

そして何と言っても今回のキモはラストの張々湖の死。
サイボーグ戦士の死がこういうはっきりとした形で示されたのは
初めてなんじゃないだろうか。
結局この絵柄で肉片とかやられてもな、というのもあるんだけど。うーん。

何はともあれこのペースだとあと数話で完結……って
本当に最終章に入ってからは展開が雑というか早すぎるね。
ちょっと前に「最後までじっくり漫画化すれば50~60話以上になるかも」
みたいなことを書いた記憶があるんだけど
まさかこんなに早く進んでいくことになるとは思わなかったなあ。
ブリテンとマイク、ジェロニモとミッキー、みたいな序章で因縁のある対決なんかは
神についての問答なんかを入れながら1話ずつ使って描いてもいいくらいなのに
2~3Pで終わりとかひどい。

というわけでなんか今回も不満ばっかりになっちゃような気がするけど
結局「せっかくの完結編なのにハイペースすぎてもったいない」ってのに
集約しちゃうんだよね。もっとじっくり描いてほしいわ本当に。

そう言えば現在連載中の「RE:CYBORG」の漫画版は逆に超ローペースだし
あっちと足して2で割ったくらいがちょうどいいテンポなんじゃないだろうか。

あ、あと次回の更新は1/7になってるね。
やっぱり大晦日更新はないか……。

  

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