永井豪 「改訂版マジンガーZ 第1巻」 感想

昨年の「改訂版デビルマン」から始まった
永井豪名作シリーズの最新作として「改訂版マジンガーZ」が刊行開始。
一連の刊行はデビルマン&マジンガー40周年企画という側面もあったし
満を持して元祖マジンガーが登場といった感じがするね。

そんなわけでデビルマン以来の「改訂版」を冠している今回の改訂版マジンガー、
帯に「ほぼ全てのマジンガーZが描き直し済み!」とあるように
マジンガーや甲児の顔を中心に全編に亘って細かい加筆修正がされており
「改訂版デビルマン」によく似た改稿といった雰囲気。
確かにマジンガーの顔はほぼ全てのコマで描き直されてるねこれ。
初期はデザインが安定してなかったのがしっかりと統一感のあるものに変わった感じ。
所々に「頭をZマジンガーにすげ替えたようにしか見えない」コマがあるのはご愛敬かな。

またラストの1ページやマジンガー発進時の見開きなど
完全描き下ろしの新作ページも10ページ弱とわずかながら存在。
あしゅらに啖呵を切るマジンガー(in甲児)なんかは結構好きなんだけど
新作ページが少ないのは正直物足りないというか
もっと大胆に追加してほしかったような気もするなあ。
「マジンガーZ」はオリジナルverが現行文庫版で簡単に手に入るし比較という意味でも。

そんなわけで今回は「にせマジンガー編」までが収録されているけれど
気になるのはラスト近辺の構成がどうなるのかという点。
「マジンガーZ」は「デビルマン」以上に単行本ごとの修正や変更点が多いし
特にマジンガー軍団~バードス島出撃~ゴードン戦は
掲載誌の変更や「グレート」との兼ね合いもあって複数のバージョンがあるから
今回の「改訂版」がどうなるのか楽しみなところ。

   

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