永井豪 「新装版 Zマジンガー 第1巻」 感想

昨年待望の復活を果たした「マジンサーガ」に続いて
「Zマジンガー」の新装版が今月より刊行開始。
「マジンサーガ」同様に描き下ろし表紙+加筆修正が売りらしいけど
Zマジンガーはアニメ「真マジンガー」放送時にもコンビニ版が出てたし
サーガみたいに変なところで終わってたわけでもないから(第1部完なのは変わらないけど)
あんまり食指が動かないなあ……と思いつつも購入。

そんなわけで今回の「Zマジンガー」第1巻、
新作ページは導入部、神々に反旗を翻したZ神の描写が中心で
Z神と他の神たちが神殿で対峙する見開きページなどは迫力があるものの
基本的にはオリジナル版とほぼ同じといった印象。

全4巻予定ということでページ数を考えても
極端な増ページや追加エピソードには期待出来なさそうで少しがっかり。
オリジナル版のラストは敵が次々と仲間割れ+自滅して
「何だか分からないけどとりあえず勝ったんだ!」というヤケクソエンディングだったから
そのあたりはフォローを入れてほしいなあ、と。

ところで描き下ろしカバーのZ神にどこか違和感があるなあ……と思ったら
アニメ「真マジンガー」版のZ神とは配色違うんだね。
あっちのイメージが強くなっちゃってたからなんか新鮮だわ。

  

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