奈良一平 「ネコあね。 6巻」 感想

猫が姉になりました。な日常じんわり漫画「ネコあね。」もいよいよ最終巻。

物語が締めに向かって動いているということで
源造さんと猫たちの絆を感じさせる第30話「源造さん。」からずっと
人や猫の生死や別れを意識せざるを得ない重苦しい展開が続いているんだけど
ところどころにあるコミカルな描写や絵柄もあって
絶妙なバランスで「ネコあね。」独特の温かい作風になっているのが印象的。
単なる日常漫画とも言いづらいし一言で「シリアス」と片づけてしまうのも何か違うし
まさに「じんわり」という雰囲気。

そしてクライマックスは今までの話でちらほら出てきたキーワードやエピソード、
作者コメントなどで言われてきたことが全て集約されている大団円。
話の流れとしてはご都合主義なんだけど
「もうこれ以外のエンディングは考えられない」というくらいに綺麗に終わっていて
帯のアオリ文にある「泣いて笑って最終巻!」に相応しい最終話という感じ。

そんなこんなで最初から最後まで温かい気持ちにさせてくれた「ネコあね。」全6巻。
ありがとうネコあね! さようならネコあね!

それにしても忘れてしまう恐怖、忘れ去られてしまう恐怖が話の中心になるあたりは
どうしても某PCゲームのアレやアレを思い浮かべてしまうんだぞっっっっ!(by秋桜の空に)

 

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