「サイボーグ009 conclusion GOD’S WAR 第9話」 感想
今年最初の更新となる「サイボーグ009完結編」の漫画版第9話。
今回は005編の後編ということで小説版ではP41からP74にあたるストーリーが展開。
しかし扉ページの「首を吊っている女性たち」の絵は何ともシュールだなあ。
やっぱりこういう凄惨な描写は漫画版の絵柄に合ってないわ。
今回のエピソードは005が密猟団相手に大立ち回りを繰り広げたりとアクションが多めで
こういうのを動きのある画で見せてくれるのが漫画版の醍醐味のはずなんだけど
ページ数の関係かダイジェストに徹してしまっていてどうにもあっさり感が。
密猟団を襲撃する005や全滅してしまうインディオの仲間たちは
余りにも唐突過ぎて違和感があるし
最終ページで登場したケツァルコアトルもどこかコミカルな感じがしてしまうなあ。
遺跡の見開きページなんかは緻密に描かれていたし
もうちょっと神々の画も細かくしてほしい感じ。
せっかくの漫画なんだからアクションシーンにもっとページ割いてくれよ、と。
そして次回からはチベットを舞台とした006編が開始。
006編は小説版も「明るいロードムービー」的な雰囲気があったし
漫画版の絵柄とは一番合ってるエピソードかも。
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