機動戦士ガンダムAGE 第06話 ファーデーンの光と影 感想
単なる人類とUEの争いではなく
コロニー内の格差社会や過去の戦争などの舞台背景がようやく見えてきた
「機動戦士ガンダムAGE」の第6話…なんだけど
今回は演出があんまり上手くないというか
はっきり言うと下手糞な部分が多い話だったなあ、というのが正直なところ。
特に
・エミリーを追いかけ、街で彼女を見つけるフリット
・イワークと話している間にいなくなる娘のリリア
・バルガスと連絡しガンダムを受け取るフリット
などの部分は時間経過や距離感がメチャクチャなせいで
主人公たちが現在どのくらい離れた所にいてどのくらい移動しているのかが
全く分からない…というか余りにも唐突な展開が多すぎて
ギャグにしか思えなかったり。
また最後のフリットの絶叫なんかも
「街のために戦ったのに誤解される悲しさ」を表現したかったのは分かるんだけど
「街のために戦う~」の描写があまりにもあっさりとしていたせいで
視聴者側としては置いてけぼり感しかないんだよなあ。
UEもたまーに襲ってくる単なるお邪魔虫的な描かれ方しかしていないし
何だかスタッフがUEの存在を持て余してるような気も。うーん。
そんなわけで徐々にヘタレてきた作画が謎の演出と化学反応して
ギャグアニメとして突っ走ってる気がしないでもなくなってきた「ガンダムAGE」。
いや本当に笑えるよこれ。
馬鹿にしてるとかそういうんじゃなくて本当に高度なギャグアニメな気がしてきたわ。
なんかこう「まじめにふまじめ」を地で行ってるような。
この作風だったら間違いなく最後まで観るよ! マジ面白いよ!
あとイワークさん足短い。