もう一人の竜馬の登場によりガッツリと『サーガ』に踏み込んできた感のある
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第18話。

というわけで今回は前回に続いていくつかの謎を明かしつつ
「最初の世界=ディメンジョン1」の顛末が語られる展開。
原作『アーク』では年代をはっきりと書かずに
「未来の得体の知れなさ」を出していたのに対して
本作では「2389年」「5166年」とわざと具体的な西暦を示すことで
「物語のスケール感」を出している感じですね。
「ディメンジョン1=原作『サーガ』の世界」なのかは
まだ語られていないけれど
『アーク』の武蔵の話ともさほど矛盾はしていないし
今の所はイコールと考えていいのかなあ、と。

そしてドラゴンを模した敵の登場により
エンペラーが次々と襲い来るゲッターたちを迎え撃つ、という
「ゲッターロボ大戦」的な様相を帯びてきたところで
気になってくるのが「號」の存在。
ゲッター線を使用していない號はゲッターの進化の中ではイレギュラーな存在だし
パイロットの一文字號が既に顔見せをしていることを考えると
ゲッター號は一風変わった形でストーリーに関わってきそうな感じがします。

いやーそれにしてもここ数話で一気に物語が派手になってきましたね。
石川先生の『サーガ』を踏み台にしているかのような設定には
賛否両論があるかと思いますが
下手に萎縮してスケールが小さくなるよりは思いっきりやってほしいです。はい。

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ツツノが三号機に乗りついに三人のパイロットが揃った
『ゲッターロボ牌』の第9話。

今回は3号機パイロット、ツツノ登場編のラストということで
彼女の駆るゲッター3(白龍)が敵ビーストを倒す展開。
1号機は空中用、3号機は水中用と
それぞれの特徴にしっかりと触れてくれたのが嬉しいですね。
麻雀をしているのに駆け引きが全くない戦闘はもうお約束というか
これが『牌』の持ち味ってことでいいのかなあ、と。

それにしてもツツノの言動や口調を見てみると
見た目からは想像出来ないくらいに落ち着いており
上品で温厚なキャラ、という印象を受けますね。
他の二人と比べても年齢がちょっと高めっぽいですし
もしかしたらチームのまとめ役を彼女が担うようになるのかな。

そんなこんなで次回の掲載は2ヶ月後。
個人的にゲッター作品はパイロットが揃ってからが
本番というか難しいところだと思っているので
今後どういうストーリーに転がっていくのかが非常に楽しみなところ。
黒幕っぽい人も出てきたし
どんどん「牌」ならではの要素が増えてくるといいなあ。

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三号機パイロット、ツツノの謎が明かされ
いよいよ反撃開始! な雰囲気が漂う『ゲッターロボ牌』の第8話。

そんなわけで今回はツツノの秘密に触れつつ
生身でのゲッタービームが飛び出したりと見所が満載。
いやー正直今回の第8話が今までの『牌』の中で一番面白い話だと思いました。
オリジナル要素がたくさんあるとワクワク感が違いますね。

そして何と言ってもニヤニヤしてしまうのは
「過去のゲッター線の研究」として
これまでの三号機パイロットたちの最期に触れていたところ。
「本来三号機に乗るはずだったのはバン子」というのは
竜馬が死ぬ予定だったという初期設定を意識したものなのかなあ、と思ったり。

しかし「過去のゲッター線の研究」って何なんでしょうね一体。
津島直人先生の『飛焔』以降の石川先生以外の作家によるゲッター作品は
どれもこれも多かれ少なかれ『サーガ』の世界の存在を意識しつつ
パラレル・別世界であることを描写していましたが
個人的にはそのあたりは『DEVOLUTION』ががっつり踏み込んでいるので
『牌』ではファンサービス程度に抑えておいてほしいなあ、と。

そんなこんなで次回に続く。
いやーそれにしても今回はついに麻雀要素が皆無になりましたね。
変にノルマというか枷になるくらいなら
麻雀要素は完全に取り払っちゃってもいい気がするんですが
雑誌的にそのあたりはどうなんだろう、とも思ったり。

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