40周年ということでいろいろと動きのある「デビルマン」と「マジンガーZ」だけど
今月のチャンピオンRED10月号には「デビルマンセレクション」と題した
短編集が付録小冊子として登場。

収録作品は「シレーヌ誕生編」
(シレーヌに取り憑かれた女性モデル、神鳥リサを主人公とするエピソード。
単行本「豪ちゃんマガジン」に収録。)
と「デビルマンゴースト」
(不動明がキャスト製フィギュアを媒介にして人知れずジュンを助ける
「デビルマンレディー」の外伝。「レディー」の単行本に収録。)
の2作というややマイナーな短編からのチョイス。
とは言え両作品とも現在でも単行本が手に入るし
インタビューやコメントなどがあるわけでもないから
個人的にはそれほどの内容じゃなかったなあ、というのが正直なところ。
表紙のアオリ文『永久保存版決定!』に惹かれて
ついついチャンピオンREDを購入してしまったんだけど
ファンアイテム以上のものではないという感じ。
ちょっとしたデビルマン関連作の初出一覧や年表でも入ってれば
読み物としても楽しめたと思うんだけど。

そんなこんなで40周年である今年、
たくさんの付録冊子や新装版が出てくれてるのは嬉しいんだけど
なんかこう不親切というか読者にやさしくないラインナップなんだよね。
先日刊行された「改訂版デビルマン」にしても「新デビルマン」が網羅されておらず
来月新装版が出る「ネオデビルマン」と重複する部分があるし、
今回の「デビルマンセレクション」にしても
「デビルマンゴースト」は地獄編を経たレディー中盤を舞台にしているから
単体では世界観や背景設定、状況が分かりにくいし。

いろいろと出てる割には「これとこれを読んでおけば全部OK!」
ってモノがないのがちょっと残念。

   

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  アニメ・漫画, ダイナミック系

フランソワーズを主人公とするエピソード「ありえざるもの」の
後半のストーリーが展開した「サイボーグ009完結編」の第5話。

今回は小説版では143Pから172P(文庫版165P~200P)にあたるストーリーが展開。
とにかく小説に忠実に漫画化していたこれまでのエピソードとは違い
中盤、アランとカネットがフランソワーズを訪ねてくるあたりからの流れが
かなり簡略化+分かりやすくなっており
特にモーリス警部の行動や2人目のアランの登場など
小説ではかなり話の流れが唐突+説明不足だったところを
上手く噛み砕いていたという印象。
小説版を既読ということもあって全く同じ話だと新鮮味はないし
そういう意味でも1~5話の中で一番面白かったような気がするなあ今回。

ただ小説と違って画で見せているということもあり
フランソワーズの前に現れたUFOや羽の生えたアランとカネットなどが
妙に陳腐なデザインに思えてしまった部分も。
彼ら、彼女らの存在は現段階では「よくわからない存在」として書かれているんだし
ジェット編の「王の王」のように不定形っぽくしても良かったんじゃないだろうか。
あんなふうに羽だけ生やされると妙に笑いを誘うというか何と言うか。

そんなわけで文庫版の刊行も正式にアナウンスされた「サイボーグ009完結編」。
あと2ヶ月後には完結してるとか全然実感湧かないんだけど
まあとにかく漫画版ともどもゆっくり読んでいくことにしよう。

しかし文庫に当たってかなり加筆修正が入るみたいだし
ハードカバー版は上巻で打ち切って無かったことになってしまうんだろうか。
個人的にはそういう後出しジャンケンみたいなのあんまり好きじゃないんだけど。

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  アニメ・漫画, サイボーグ009

講談社より刊行中の「マジンサーガ」の2巻が発売。
今回も前回に引き続き完全描き下ろしのページがあり
餓羅蛇K7がマジンガーに襲いかかる見開きや地獄門の描写などが追加されているものの
全部で10~20Pほどとやや抑え目になっており
ある程度まとまった新作ページがあった1巻に比べると旧版とさほど変わらない印象。

特に剣を持ったZと餓羅蛇との戦いや
新作部分のキーパーソンになるであろうデュークの登場シーンなんかは
描き下ろしページがあるんだろうなあ…と勝手に期待してただけにちょっと残念だったり。
とは言えこのあたりは集英社版→扶桑社版の時もほとんど変更がなかった部分だし
作品全体を考えても「起承転結の承」的な雰囲気があるから
これからに期待、という感じ。

それと今回の新装版でもう一つ気になっているのが
「第3章 ドクロの蛇」「第4章 さやか」などといった章分けがされているところ。
今回のを完全版にする! という気合の表れなんだろうけど
章ごとのページ数もバラバラだし
「とりあえず章立てしてみた」的な感じがあるのは否めないなあ、と。
章分けするのならせめて目次くらいは付けてくれないと存在意味が無いような気が。
読み返すときにも楽になるし。

  

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  アニメ・漫画, ダイナミック系, マジンサーガ

ゆったりとした発刊ペースでいつの間にやら
かなりの長期連載になっている「光の大社員」の4巻が発売。
1話ごとの構成が決まっており「お約束」のような面白さがある本作だけど
初期に比べるとたまきさんのネコの話などシュール系ギャグの割合が多くなった印象も。

特に今回からレギュラーとなったヘンリーさんの話はどれも秀逸。
内容として4コマ漫画ではよくある「日常のあるある話」なんだけど
それを「誰よりも日本人らしい外国人」であるヘンリーさんがすることによって
ある意味で出オチ的な面白さが生まれている感じ。

ところであとがきで「それにしてもキャラが増えた」みたいなことを書いてるけど
個人的にはあんまりそういう感覚はないんだよね。
「大社員」は新キャラの登場エピソードをじっくりやるんじゃなくて
それまで何度か登場してた人物がいつの間にか定着してる感じだから
余計にそう思えるんだろうなあ、と。
宮代主任がいつの間にか結婚していたりと
そのあたりの大きな変化の過程をあえて描かないのも作風なのかな。

 

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  四コマ漫画, アニメ・漫画

OVA付の限定版と同時発売となった「侵略!イカ娘」の12巻。
今回は内気な性格から他キャラとの絡みが少なかった
鮎美ちゃんの意外な内面やたけるの先生と渚の関係、
そしてまさかの磯崎主役回「モテなイカ?」「格ゲーしなイカ?」など
今まで中心になることがなかったサブキャラのエピソードを持ってきた印象。
特に「格ゲーしなイカ?」は安部先生らしかぬラブコメ的シチュエーションに加えて
イカ娘が最初の1ページ目にしか登場していないという異質さ。

また今までの「イカ娘」のエピソードは
各キャラのノリや性格なんかで引っ張ってきた話が多かっただけに
「よくすべるキャスター」「色メガネ」なんかの正統派ギャグがちょっと新鮮だったり。

あとがきなんかを見ても分かるけど
ここ2~3巻はいろいろと試行錯誤してる感じもするし
今後もサブキャラが主役となるエピソードが多くなりそうな気がするなあ、と。

   

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  アニメ・漫画