牛木義隆 「夢喰いメリー 5巻」 感想
4巻ラストの盛り上がりそのままに始まる総力戦。
夢路やジョンたちが死力を尽くして戦う中、
〝自分が何者なのか〟を思い出したメリーによって夢とキボーが動き出し、
物語は謎の転校生の出現によって新章に突入する…
と一つのクライマックスと言ってもおかしくないくらいの
盛り上がりを見せてくれた夢喰いメリー第5巻。
うーん今回の表紙いいなあ。
店舗特典とかだとサービス的な意味合いでいろんな格好してるけど
やっぱりデフォの服装が一番格好いいわメリーさん。
来月から放送開始のアニメも今回の5巻エピソードあたりで一区切りにするのが
一番いいと思うんだけどどうなんだろう。
エンギとの戦いの時などに見せた空間破壊をビジュアル的に
どう見せてくれるのか、とかけっこう気になってるんだよなあアニメ版。
今後の放送局追加とかWEB配信とかによっては
久しぶりにアニメ見ることになるかも。
そして一区切りとは言ってもここまでの謎が全部解き明かされたわけではなく、
特に主人公、藤原夢路に関しては新たな謎が提示されただけ、
という状況なのが気になるところ。
夢路関連の伏線は第1話の時点で既に貼られていたりするんだけど
ストーリー的にはほとんどノータッチだったから
今後はそのあたりに踏み込んでいくエピソードになるのかな。
見知ったクラスメイトたちが侵食されていく、という
夢路が立ち上がるのが分かりやすい展開になりそうだし。
そして6巻は2月発売予定…って本当なんだろうか。
月刊連載で2ヶ月ペースの発売とか信じられんわ。
それにしてもジョンがここまで萌えいじられキャラになるとはなあ。
初期の頃はラスボスっぽい雰囲気すらあったのに。
いや実は今でも少し「こいつがラスボスだろ」って思ってたりするんだけど。
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