清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第36話」 感想

ゲッターウィルの体内に突入し
ウィルの意思そのもの=虚無と対峙する竜馬たちが描かれた
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第36話。

そんなわけでクライマックスに向けての最終決戦で盛り上がる
今回の『DEVOLUTION』はウィルの体内での問答が中心の展開。
ゲッター線が生命であるならば
ゲッターロボは他者の生命をエネルギーとして奪って
動いているロボである、というのはこれまでになかった視点でハッとさせられますね。
まあそこらへんを突き詰めてしまうと
ゲッターウィルの理屈は「命を大事にしない人類はぶっ殺してやる!」に
なっちゃうわけなんですが。

そしてウィルの持つ武器=エンペラートマホークが
超合金魂のエンペラーのものと同デザインなのも気になったところ。
本作のゲッターロボもかなり早い段階で玩具化が発表されていましたし
『EVOLUTION』は玩具との連携を見据えて企画が進んでいる感じもしますね。
複雑なデザインのせいでどれもこれも高額すぎるのがタマにキズですが。

そしてウィルのビームによって
竜馬たちが倒されてしまうところで次回に続く。
個人的にはビームじゃなくてもっと得体の知れない攻撃方法が見たかったんですが
まあゲッターと言えばやっぱりビームだしこれでいいのかなあ、と。

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