VIPRPG 夏の陣2010 作品感想 その7

VIPRPG夏の陣2010作品を偉そうにレビューするよ!
ようやく折り返し地点な感じの夏の陣レビュー7回目だよ!
提出時期の関係で番号順に感想書けなかった作品だけど
たぶんあとに回すことになると思うんだよ!


No.52 ひだまりロジック×365
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?でわっしょい365な雰囲気が漂うお絵かきロジック。
質・量ともにツクール2000製とは思えないほど本格的であり、
特にメニュー画面、パズル画面などのインターフェースは秀逸。
×印チェックはもちろんのこと、ヒントルーレットや枠の数字をチェックする機能、
更にはセーブデータを利用した問題作成まで完備されている。
ゲームとして制限時間があるのは当然だけど
お絵かきロジックは新聞や雑誌のを暇な時にちょっとやる程度だから
ゲームオーバーがあると妙に焦ってしまうなあ。
決定キー連打で爆死してしまうことがしばしば。
あとお絵かきロジックより数独のほうが好きです。


No.53 ちょっとひとりで
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リナックスが主人公の掌編RPG。
プレイ時間は30分にも満たないもののダンジョンにはしっかりと仕掛けがあり、
敵出現時の演出など全編に亘ってユーザーフレンドリー+凝ったイベント構成がされている。
また、あえて主人公の台詞を無くしたシナリオやラストの独白なども独特で
〝壮大な長編の序章〟的な雰囲気を醸し出しているのも魅力。
「No.42 DragonusSaGa」の時も思ったけど
デフォ戦でパーティメンバーが少ないとどうしても冗長になってしまうから
攻撃力高め/HP低めで調整したほうが個人的には好みだったり。


No.54 もしも魔法具現体のマスターになれるのなら Perfection
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魔法具現体のマスターになり、
広大な世界を冒険してゆくフリーシナリオRPG。
フリーシナリオらしくエンディングを含めてシナリオ部分は非常にあっさりしており、
その分サブイベントや条件付きイベント、素材収集依頼などの数が膨大。
最初のキャラメイクから考えれば楽しみ方は無限に広がるまさにやり込みゲー。
ただネトゲ的な性質上かなりの作業を強いられるので
メインシナリオ部分はもうちょっとスムーズに進められても良かったかも。
特に序盤~中盤の経験値はかなり少なめで不必要に足踏みさせられてしまった気が。
また個人的に気になったのはメニュー/システム関連。
「文字が小さい+原色きつい+彩度高い」のせいで
目に痛いわ分かりにくいわで長時間プレイがかなり苦痛というのが正直なところ。
またステータスや技能部分はゲーム内でまとまった説明がほとんど無いために
(各地のNPCが思い出したように教えてくれるけれど)
手探り+適当+強引に進めていかなければならない所もしばしば。
一対一の戦闘や各属性の相性などは「ポケモン風」を意識しているみたいだから
好きな人は直感的に理解出来るのかもしれないけど
実はポケモンってシリーズ一作もやったことないんだよなあ。


No.55 俺の嫁様
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アルシェス(30歳)と嫁様(未亡人)が
謎の力に魅せられた勇者一行の討伐+魔王軍の復興を目指し手を組む…
までを描いた序章的RPG。
魔王の死から始まるショッキングなシナリオや
主人公アルシェスと鬼畜なディックの対比的なキャラクター構造、
プロテクター破壊などのイベント+戦略が豊富なボス戦と魅力はたくさんあるんだけど
テンポの悪さといくつかの理不尽な仕様が敷居を高くしてしまっている印象。
感想掲示板ではプロローグの魔法陣ミニゲームの難易度が取り沙汰されているけど
実は自由行動開始後、それ以上に忍耐のいるレベル上げが必要となっているのが問題。
レベルは10でカンストし、ボスを安定して倒すには10まで上げたいところなのだが
そこまでには累計経験値が約2300必要にも関わらず
一体の敵から獲得できる経験値は基本的に5前後。スライムに至っては経験値1。
結果として数百回のザコ戦(Lv5くらいまでは全滅の危険性もある程度の強さ)を強いられ、
プレイ時間はそれだけで軽く数時間を超えてしまう。
更に凶悪なエンカウント率や二ヶ所しかないセーブポイント、
一方通行の帰還装置などが理不尽さとプレイヤー側の意地とに拍車をかけてくれる。
それら数々の不親切な仕様は良くも悪くもレトロゲーチックであり、
「ゲームは一日30分」だった頃に
町の周りをぐるぐる回りながらレベル上げをし続けた日々を思い出せる一作。
ちなみにおまけ部屋からタイトル画面に戻ろうとすると
これまたボリュームたっぷりの見るゲ+脱出ゲームが始まったりする。


No.56 アバンギャルドクエスト74 聖王の祝杯
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最初から最後までカオスなノリで進んでゆく短編RPG。
基本的には歩くだけだが合間合間にちょっとした仕掛けや戦闘が入る。
マルチエンドであり、通常エンドの他にせっかくだから右の扉を選ぶことで行ける
アナザーエンドが存在する。ハッピーエンドなんてなかったんだよ…。
あとナイトガンダム物語のFC1は名作。


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