「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍 第1巻」 感想

Dr.ヘルを倒して堂々完結を迎えた「真マジンガーZERO」の第2部となる
「真マジンガーZERO VS 暗黒大将」の単行本第1巻が発売。
そのタイトルから劇場版的な短期連載なのかと思っていたら
グレートもまだ顔見せの段階だし暗黒大将軍や七大将軍は姿も見せていないしで
今回もかなりの長期連載になりそうな予感。

そんなわけで再び甲児&Zの戦いが始まった第1巻、
平和なエピローグから急転直下に始まる見開きプロローグや
満身創痍になりながら戦闘獣を退ける戦いなどいきなり盛り上がる展開。
「24時間耐えてくれ~」のあたりは
漫画版「ゲッターロボ」のゲッターG完成までのプロセスを思い出すね。

ただあそこまでスケールが大きくなった「真マジンガーZERO」の
直接の続編ということを考えると
多次元融合による世界の復興や力を封印しているZなどの設定が
ちょっと都合が良すぎじゃないかという気も。
今回苦戦した戦闘獣たちも魔神パワー+サイボーグ甲児なら簡単に倒せたんだろうし
作劇上の都合とは言えこのあたりの弱体化はフラストレーションが溜まる感じ。

とは言えこのあたりの「不自然すぎるご都合主義」には本編中でも言及されているわけで
このあたりにどんな感じの理由をつけてくれるのかが不安でもあり楽しみでもあるところ。
Zが唯一無二の魔神であることには変わりないみたいだし
今後登場するグレートや暗黒大将軍がどんな存在として描かれるのかにも期待。

   

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