セイクリッドセブン 第12話 セイクリッドセブン 感想

「とりあえず終! …オニ」

上記の通り「とりあえず」の最終話となった「セイクリッドセブン」の第12話。
・すでに十分ダサ格好いいのにそれに輪をかけたアルマ最終形態
・理解に苦しむ研美のダンベル墓
・突っ込んでくれと言わんばかりのナイトの「…冷えるな」というセリフ
などなど相変わらずスタッフの素晴らしいセンスが暴走+炸裂して大爆笑。
いやあ面白い! 密度濃い!
最後まで大真面目にバカをやってくれて本当に嬉しい!

……なんだけどうーん何だろうこの消化不良さは。
11話に続いての駆け足展開で研美との決戦から
ラミエル翡翠とのラストバトルまでしっかり見せてくれたんだけど
どうにもモヤモヤした感じが残るのは
SPの「アンタ失格」という伏線っぽいセリフ…
ではなくてラスボス戦でのナイトとの共闘の唐突さにあるような気がする。

自暴自棄になってしまった翡翠=アルマのもう一つの可能性
がラスボスっていうのは納得出来るんだけど
最終的にそういう形でナイトとのダブルヒーローをやるんだったら
ナイトと翡翠側の描写はやっぱりもっと必要だったなあ、と。
正直12話の尺の中じゃ「時々ジャマをしに来る中ボス」以上の印象はなかったし。
特に今回の「お前の力は護りの力だ!パワーアップさせてくれてありがとう!」は
あまりにも都合が良すぎる感じも。

まあそのあたりの描写不足はもちろんスタッフ側も分かってるはず、
ということでナイト視点での特別編「ナイトエディション」が作られるみたいだね。
TVスペシャルや劇場映画ってことはなさそうだしOVAになるのかな。

というわけで「セイクリッドセブン」全12話もとりあえず完結!
ありがとうセイクリッドセブン! さようならセイクリッドセブン!

…それにしても結局OPの八岐大蛇は出なかったなあ。
「真マジンガー」「HEROMAN」「セイクリッドセブン」と
ここ数年はOP詐欺アニメばっかり引いてる気がする。うーん。

   

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